検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-16 / 世界史 / 学内講座コード:330304

女王、王妃の肖像 スペイン、イギリス、オーストリア、ロシアの女王たち

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月18日(水)~11月15日(水)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
歴史を動かしたヨーロッパの王妃・女王の生涯に焦点をあて、後継者を生み・育てるという使命にとどまらず、王権を担い、国をどのように導いたかを知る。

【講義概要】
国を動かしたのは王だけではない。歴史上著名な女王、王妃たちは、国を支え、歴史を紡ぐ主人公となっていった。15世紀スペイン、16世紀イギリス、18世紀オーストリア、18世紀ロシア、19世紀イギリスと、中世から近代に至るヨーロッパ各国の女王たちに光をあて、それぞれの女王たちが歴史に果たした役割を考察する。
【第1回】イザベル一世とファナ女王
コロンブスを支援してアメリカの発見を助け、イベリア半島を統一したイザベラ。長女ファナが王位を継ぐも、幽閉され、統治権はハプスブルク家配下に入る。スペインの行く末を知る。
【第2回】エリザベス一世とメアリー・スチュアート
イギリスの王位継承権を持つスコットランド女王メアリー・スチュアートはエリザベス一世の生涯のライバルだった。イギリス女王として黄金の時代を築いたエリザベス。その女王に幽閉されて生涯を終えたメアリー。まったく違った生き方で女王を演じてみせた二人の歴史をたどる。
【第3回】マリア・テレジアとマリー・アントワネット
フランス革命の火種はマリー・アントワネットにあるかのように語られてきたが、母マリア・テレジアの政策が撒いたものであった。フランスと祖国の板挟みにあい、断頭台に散ったマリー・アントワネットの悲運の軌跡を追う。
【第4回】エカチェリーナ二世
夫ピョートル三世を廃位して、皇帝の座についたエカチェリーナ。ドイツの小貴族の生まれながら、ロシアに渡り、皇位に就くという奇跡をなしとげた。ロシアを近代国家に導いた女帝の稀有な生涯を追う。
【第5回】ビクトリア女王
産業革命を果たし、世界の工場となったイギリス。その結果、労働者階級と金融や工場主などの支配階級の二つのイギリスが誕生したと言われる。ヴィクトリア女王の存在が祖国の分断や対立をいかにまとめたか、考える。

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『図説 ヨーロッパの王妃』(河出書房新社)(ISBN:978-4309760827)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 石井 美樹子
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1974~78年、英国ケンブリッジ大学大学院にて、中世英文学を専攻。文学博士。ケンブリッジ東洋学部専任講師、静岡大学教授、神奈川大学教授。専門は中世・ルネサンスの英文学と歴史。主要著書に『聖母のルネサンス―マリアはどう描かれたか』(岩波書店)、『エリザベス―華麗なる孤独』(中央公論新社)、『マリー・アントワネットの宮廷画家―ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯』、『マリー・アントワネット―ファッションで世界を変えた女』(河出書房新社)など多数。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.