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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-30 / 世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:130427

ヨーロッパ中世の美術 西ヨーロッパ編 4・5世紀~14世紀

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(月)~12月11日(月)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
中世の東西ヨーロッパ世界が育んだキリスト教美術には共通する要素が認められる一方、時代や地域に応じ異なる様相の美術も生れました。秋期の本講座では、西ヨーロッパ中世における美術−写本挿絵、聖堂建築、壁画など−を、順次、画像資料を用いて紹介します。あわせて背景となる諸民族の歴史、カトリック教会組織の形成の歴史などの理解を図ります。

【講義概要】
春期のヨーロッパ中世の美術では、キリスト教美術形成期を手始めに、主に東地中海世界に展開したギリシア正教系の世界、ビザンティン美術の歴史を紹介しました。秋期のこの講座では、西ヨーロッパの中世美術の歴史を紹介します。西ヨーロッパは、4・5世紀のゲルマン民族侵入による混乱期の後、カロリング朝、オットー朝という時代を経て、西暦一千年をこえる頃、ロマネスク美術、ゴシック美術といった汎西欧的美術を生みました。まず一千年以前のケルト美術やランゴバルド族の美術、カロリング朝美術など、個性的な中世美術を学び、そうした先達を踏まえ誕生するロマネスク、ゴシックといった盛期中世美術の歩みをたどります。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 2(月) 初期中世写本挿絵の世界
第2回 2017/10/16(月) プレロマネスク期の美術―ランゴバルド、カロリング―
第3回 2017/10/23(月) ロマネスク美術 1 フランス・ロマネスク聖堂と装飾
第4回 2017/10/30(月) ロマネスク美術 2 フランス・ロマネスク聖堂の壁画
第5回 2017/11/ 6(月) ロマネスク美術 3 スペイン編
第6回 2017/11/13(月) イタリア・プレロマネスク期の美術
第7回 2017/11/20(月) イタリア・ロマネスク美術 1 ロマネスク壁画
第8回 2017/11/27(月) イタリア・ロマネスク美術 2 南イタリアのロマネスク
第9回 2017/12/ 4(月) ゴシック美術 聖堂とその美術
第10回 2017/12/11(月) イタリア13~14世紀の絵画 ジョット―以前の画家たち

備考

【ご受講に際して】
◆ここ数年の本講座のシラバスを基本に講義プランを練りましたが、取り上げる作例を少し限定し、十全に深められなかった問題を探ることができればと考えております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 岡? 文夫
肩書き 東京工芸大学講師
プロフィール 早稲田大学にてビザンティン美術、就中、その円蓋構造の聖堂と壁画の世界と出会い、以後、ビザンティンほか広くヨーロッパ中世美術に関心を向け、現在にいたる。「東西のキリスト教世界と美術」(小学館世界美術大全集第6巻『ビザンティン美術』所収)執筆。
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