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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-02 / 文学 / 学内講座コード:130115

平安時代の仮名日記を読む 讃岐典侍日記

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(水)~12月 6日(水)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
平安時代の仮名日記は独自の魅力を持っています。一つとして同じ人生がないように、仮名日記はいずれも個性的で、それぞれのかけがえのない体験を、また人生を記しています。この講座が仮名日記の世界に分け入る契機となれば幸いです。

【講義概要】
『讃岐典侍日記』は院政期に堀河天皇に仕えた女官の日記です。堀河天皇の死を看取った記述は読む物を圧倒する力があります。一方で幼帝鳥羽天皇をめぐる記述や堀河天皇を回想するくだりなど思わず共感したくなる記述にも事欠きません。しかし、作者藤原長子がなぜこのような作品を残したかについては、まだまだ議論があります。解釈に難渋する部分も存在します。堀河天皇との関係や、白河院や鳥羽天皇との関係、さらに作者の職掌など、わからないことはたくさんあります。そのような問題を考えながら、この日記文学の傑作を平易に丁寧に読み進めていきます。前期に引き続き、後期は下巻を読んでいきます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 4(水) 下巻の世界
第2回 2017/10/11(水) 再出仕
第3回 2017/10/18(水) 堀河天皇の月忌み
第4回 2017/10/25(水) 幼帝との日々
第5回 2017/11/ 1(水) 摂政とのやりとり
第6回 2017/11/ 8(水) 中宮との再会
第7回 2017/11/15(水) 諒闇あけ
第8回 2017/11/22(水) 笛の譜
第9回 2017/11/29(水) 清暑堂の御神楽
第10回 2017/12/ 6(水) 常陸殿と語らう

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『新編日本古典文学全集(26)和泉式部日記・紫式部日記・更級日記・讃岐典侍日記』(小学館)(ISBN:978-4096580264)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 福家 俊幸
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科修士課程・博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門分野は平安時代日記文学、平安時代物語文学。主な著書に、『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院、2006年)、『更級日記全注釈』(角川学芸出版、2015年)などがある。
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