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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-01-05 / 世界史 / 学内講座コード:340312

東アジア史のなかの戦争と平和 Part2 民衆の生活・文化から考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月12日(木)~ 3月 2日(木)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
18,922円
定員
42
その他
ビジター価格 21,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・東アジアの近現代史、とくに15年戦争の時代に焦点をあてて、さまざまな角度から戦争と民衆の関係を探ります。
・戦争と民衆の関係に関する歴史的な解明を通じて、平和構築のために何が必要なのかを考えます。

【講義概要】
東アジアでは、19世紀末から、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦(日本の参戦)と、10年刻みで戦争が展開され、満州事変からは、日中戦争、アジア・太平洋戦争へと、足掛け15年間にわたる戦争の時代に突入しました。日本敗戦までの半世紀は戦争の時代でした。日本・中国・韓国の民衆にとって、戦争がどのような意味をもったのかを、まず、戦争体験と記憶のあり方から考えます。つづいて、戦争が民衆に対してどのような影響を及ぼしたのかを、子どもにとって、女性にとって、植民地にとって、沖縄にとってなど、「とっての」視点から検証し、また、移民や、強制動員、メディアの働きという側面から戦争の意味を考えます。そして、このような戦争に関する考察を通じて、平和への構想や平和構築への展望を探ります。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/12(木) 民衆にとっての戦争体験と記憶
第2回 2017/ 1/19(木) 子どもにとっての戦争と平和
第3回 2017/ 1/26(木) 女性にとっての戦争と平和
第4回 2017/ 2/ 2(木) 植民地にとっての戦争と平和
第5回 2017/ 2/ 9(木) 移民や強制動員、人の移動をめぐる戦争と平和
第6回 2017/ 2/16(木) メディアにおける戦争と平和
第7回 2017/ 2/23(木) 沖縄にとっての戦争と平和
第8回 2017/ 3/ 2(木) 憲法における戦争と平和

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新しい東アジアの近現代史(下) テーマで読む人と交流 未来をひらく歴史』(日本評論社)(ISBN:978-4535586314)

講師陣

名前 大日方 純夫
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1950年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門は日本近代史。警察史、自由民権運動史、対外認識史などを追究してきた。著書は、『自由民権運動と立憲改進党』(早稲田大学出版部)、『近代日本の警察と地域社会』(筑摩書房)、『自由民権期の社会』(敬文舎)など多数。
名前 齋藤 一晴
肩書き 明治大学講師
プロフィール 1975年山形県生まれ。明治大学文学研究科博士後期課程史学専攻日本史学専修修了。博士(史学、明治大学)。専門分野は、日本近現代史、歴史教育、東アジア歴史対話。著書に、『中国歴史教科書と東アジア歴史対話』(花伝社、2008年)がある。
名前 早川 紀代
肩書き 総合女性史学会前代表
プロフィール 慶応義塾大学文学部ドイツ文学専攻をへて東京都立大学大学院人文研究科哲学専攻入学、ヘーゲル大論理学を専攻、大学院修了後歴史学に転向、日本近代女性史を研究、オックスフォード大学国際開発研究センター比較女性学研究所客員研究員をへて、数大学で非常勤講師をつとめる。東アジア女性史研究会組織。2012年退職。博士(文学)。
名前 松本 武祝
肩書き 東京大学教授
プロフィール 1960年福島県生まれ。東京大学農学部卒業後、同大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。専門分野は、近代朝鮮農村史。著書に、『植民地権力と朝鮮農民』(社会評論社)、『朝鮮農村の〈植民地近代〉経験』(社会評論社)などがある。
名前 戸邉 秀明
肩書き 東京経済大学准教授
プロフィール 1974年千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程中退。早稲田大学第一文学部助手、日本学術振興会特別研究員を経て、2009年に東京経済大学に着任。専門は沖縄の近現代史、歴史学を中心とした学問史・思想史。著書に、『岩波講座 東アジア近現代通史(第8巻)』『沖縄学入門』(いずれも共著)などがある。
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