大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・戦国時代は、群雄が割拠し、徐々に統一政権が形成されていった時代です
・本講座では、主に戦国大名が出した古文書を読み進めます
・その中で、中世から近世への移行についてお話ししていきたいと思います

【講義概要】
講義ごとに、戦国時代の古文書写真2通を配付します。戦国時代の古文書はくずし字で書かれていますので、それを読み下し、現代語訳をしながら、その文書の出された背景について考えたいと思います。
冬講座では、2017年度大河ドラマ「おんな城主 直虎」にちなみ、今川氏と遠江・三河の国衆の関係を示す古文書を読み進め、大名と国衆の思惑が錯綜する当時の政治情勢について考えてみたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/11(水) 今川氏親
第2回 2017/ 1/18(水) 太原崇孚(雪斎)
第3回 2017/ 1/25(水) 高天神小笠原氏
第4回 2017/ 2/ 1(水) 飯尾氏
第5回 2017/ 2/ 8(水) 井伊氏と井伊直虎
第6回 2017/ 2/15(水) 天野氏
第7回 2017/ 2/22(水) 三河吉良氏
第8回 2017/ 3/ 1(水) 松平氏(家康以前)

【ご受講に際して】
◆各回で取り上げる人物が前後することがございます

名前	丸島 和洋
肩書き	慶應義塾大学講師
プロフィール	1977年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は日本中世史。大河ドラマ「真田丸」時代考証。主著に、『戦国大名の「外交」』(講談社選書メチエ)、『郡内小山田氏』(戎光祥出版)、『図説真田一族』(同)、『真田四代と信繁』(平凡社新書)、『戦国大名武田氏の家臣団』(教育評論社)がある。