講座詳細情報
申し込み締切日:2017-01-06 / 芸術・文化 / 学内講座コード:140414
ビザンティン詩篇写本挿絵の世界 テキストとイメージの複雑な関係を繙く
- 開催日
- 1月13日(金)~ 2月 3日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・ビザンティン詩篇写本の構成を学ぶ。・本文と挿絵の複雑な関係を考察する。・一冊の写本に留まらない図像の広がりを知る。
【講義概要】
一冊ずつ手で書き写されたビザンティン写本から、詩篇写本に描かれた挿絵をご紹介します。写本挿絵には、文字を読めない人間のために描かれたのではなく、深い神学知識を持つ者が読解することを前提に描かれたものがあります。後半はそのような挿絵を取り上げ、本文との結びつきを分析し、更にその本自体には収録されていない他のテキストや図像との関連を考察します。中世の修道士が生み出した衒学的で知的な写本を、共に鑑賞しましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/13(金) 写本の基礎用語と知識、詩篇写本の構造
第2回 2017/ 1/20(金) 多様な詩篇写本挿絵
第3回 2017/ 1/27(金) 本文と並行して「物語る」挿絵
第4回 2017/ 2/ 3(金) てのひらの写本から海を越えて
・ビザンティン詩篇写本の構成を学ぶ。・本文と挿絵の複雑な関係を考察する。・一冊の写本に留まらない図像の広がりを知る。
【講義概要】
一冊ずつ手で書き写されたビザンティン写本から、詩篇写本に描かれた挿絵をご紹介します。写本挿絵には、文字を読めない人間のために描かれたのではなく、深い神学知識を持つ者が読解することを前提に描かれたものがあります。後半はそのような挿絵を取り上げ、本文との結びつきを分析し、更にその本自体には収録されていない他のテキストや図像との関連を考察します。中世の修道士が生み出した衒学的で知的な写本を、共に鑑賞しましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/13(金) 写本の基礎用語と知識、詩篇写本の構造
第2回 2017/ 1/20(金) 多様な詩篇写本挿絵
第3回 2017/ 1/27(金) 本文と並行して「物語る」挿絵
第4回 2017/ 2/ 3(金) てのひらの写本から海を越えて
講師陣
名前 | 辻 絵理子 |
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肩書き | 早稲田大学講師・聖心女子大学講師・共立女子大学講師 |
プロフィール | 東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門は西洋中世美術史(ビザンティン美術)。「ストゥディオス修道院写本工房のペリカン図像」『美術史』第171冊(2011年)、「陽の昇るところから沈むところまで―ビザンティン余白詩篇第49(50)篇の重層的構造」『パトリスティカ』第18号(2015年)ほか。 |