講座詳細情報
申し込み締切日:2016-10-05 / 世界史 / 学内講座コード:330304
王妃の肖像 英国 チューダー朝の女性たち
- 開催日
- 10月12日(水)~11月 9日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,826円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,608円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
国を動かしたのは王だけではない。王妃もまた子を生み育て、王権を担い、歴史を紡いでいった。イギリスのチューダー王朝(1485-1603)の王妃たちに光をあて、王朝を支え、歴史の作者となっていった王妃たちの軌跡を追う。
【講義概要】
1485年に、フランス人に征服されたイギリスで、初めてイギリス人の王によるチューダー王朝が誕生した。1603年に断絶し、以降外国人の王が王冠を継いでゆく。近代イギリスの国のかたちを築いたチューダー王朝の歴史を、王妃たちの姿を通してたどる。
(1)マーガレット・チューダー:ヘンリー8世の姉マーガレット・チューダーはスコットランド王に嫁ぐ。後にマーガレットの生んだ裔がイギリスの王位に就き、二つの王国を結ぶ。
(2)メアリー・チューダー:ヘンリー8世の妹メアリー・チューダーはフランス王に嫁いだが、夫と死別し帰国した。次に兄の親友と恋愛結婚。孫娘ジェーン・グレイが無理矢理王位に就かされ、悲劇の道を辿る。
(3)ジェーン・グレイ:大人たちの野心の犠牲となり、16歳で王位に就かされたが、王冠を戴いていたのは9日間だけ。なぜ、政争に巻き込まれ、断頭台の露と消えなければならなかったのか?
(4)メアリー1世:ヘンリー8世の長女メアリーは初のイギリス女王。治世は短命に終わったが、後の女王の時代を築いた。妹エリザベスとの確執、血塗られたメアリーと言われる所以は?
(5)メアリー・スチュアート:イギリスに亡命し、王冠を要求して、エリザベス1世の治世をゆるがせた。エリザベスは20年ほど躊躇した後にメアリーを処刑。メアリーの悲劇の謎を解く。
【各回の講義予定】
第1回 2016/10/12(水) マーガレット・チューダー
第2回 2016/10/19(水) メアリー・チューダー
第3回 2016/10/26(水) ジェーン・グレイ
第4回 2016/11/ 2(水) メアリー1世
第5回 2016/11/ 9(水) メアリー・スチュアート
国を動かしたのは王だけではない。王妃もまた子を生み育て、王権を担い、歴史を紡いでいった。イギリスのチューダー王朝(1485-1603)の王妃たちに光をあて、王朝を支え、歴史の作者となっていった王妃たちの軌跡を追う。
【講義概要】
1485年に、フランス人に征服されたイギリスで、初めてイギリス人の王によるチューダー王朝が誕生した。1603年に断絶し、以降外国人の王が王冠を継いでゆく。近代イギリスの国のかたちを築いたチューダー王朝の歴史を、王妃たちの姿を通してたどる。
(1)マーガレット・チューダー:ヘンリー8世の姉マーガレット・チューダーはスコットランド王に嫁ぐ。後にマーガレットの生んだ裔がイギリスの王位に就き、二つの王国を結ぶ。
(2)メアリー・チューダー:ヘンリー8世の妹メアリー・チューダーはフランス王に嫁いだが、夫と死別し帰国した。次に兄の親友と恋愛結婚。孫娘ジェーン・グレイが無理矢理王位に就かされ、悲劇の道を辿る。
(3)ジェーン・グレイ:大人たちの野心の犠牲となり、16歳で王位に就かされたが、王冠を戴いていたのは9日間だけ。なぜ、政争に巻き込まれ、断頭台の露と消えなければならなかったのか?
(4)メアリー1世:ヘンリー8世の長女メアリーは初のイギリス女王。治世は短命に終わったが、後の女王の時代を築いた。妹エリザベスとの確執、血塗られたメアリーと言われる所以は?
(5)メアリー・スチュアート:イギリスに亡命し、王冠を要求して、エリザベス1世の治世をゆるがせた。エリザベスは20年ほど躊躇した後にメアリーを処刑。メアリーの悲劇の謎を解く。
【各回の講義予定】
第1回 2016/10/12(水) マーガレット・チューダー
第2回 2016/10/19(水) メアリー・チューダー
第3回 2016/10/26(水) ジェーン・グレイ
第4回 2016/11/ 2(水) メアリー1世
第5回 2016/11/ 9(水) メアリー・スチュアート
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『図説 ヨーロッパの王妃』(河出書房新社)(ISBN:978-4309760827)
参考図書
『図説 ヨーロッパの王妃』(河出書房新社)(ISBN:978-4309760827)
講師陣
名前 | 石井 美樹子 |
---|---|
肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 1974~78年、英国ケンブリッジ大学大学院にて、中世英文学を専攻。文学博士。ケンブリッジ東洋学部専任講師、静岡大学教授、神奈川大学教授。専門は中世・ルネサンスの英文学と歴史。主要著書に『聖母のルネサンス―マリアはどう描かれたか』(岩波書店)、『エリザベス―華麗なる孤独』(中央公論新社)、『マリー・アントワネットの宮廷画家―ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯』、『マリー・アントワネット―ファッションで世界を変えた女』(河出書房新社)など多数。 |