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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-24 / 文学 / 学内講座コード:330109

東西怪談よみくらべ ― 妖怪と怪談の文学誌

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(土)~10月29日(土)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
12,826円
定員
30
その他
ビジター価格 14,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「文学の極意は怪談である」という言葉のとおり、怪談や妖怪の物語は、あらゆる国、あらゆる時代の文芸作品に、豊沃に存在しています。今回の講座では日本と海外、とりわけ西欧諸国の作品とを対比的に取りあげ、それぞれの特色や魅力を堪能したいと思います。

【講義概要】
日本では怪談の最盛期は夏のお盆の時期とされていますが、興味深いことに西欧では冬場 ── ハロウィンからクリスマスにかけての時期が、幽霊や妖怪のシーズンとされています。両者を代表する名作を取りあげ、相違点や共通点をワールドワイドに探ってゆきます。ゲストスピーカーには英米怪談の翻訳を多数手がける作家の南條竹則さんを予定しています。
【主な講義内容】
[第1回]岡本綺堂「猿の眼」とジェイコブズ「猿の手」
[第2回]南條竹則さんを迎えて〈東西怪談文学談義〉
[第3回]泉鏡花「高桟敷」とマッケン「N」
[第4回]萩原朔太郎「猫町」とブラックウッド「いにしえの魔術」
[第5回]江戸川乱歩「目羅博士の不思議な犯罪」とエーヴェルス「蜘蛛」

【各回の講義予定】
第1回 2016/10/ 1(土) 岡本綺堂「猿の眼」とジェイコブズ「猿の手」
第2回 2016/10/ 8(土) 南條竹則さんを迎えて〈東西怪談文学談義〉
第3回 2016/10/15(土) 泉鏡花「高桟敷」とマッケン「N」
第4回 2016/10/22(土) 萩原朔太郎「猫町」とブラックウッド「いにしえの魔術」
第5回 2016/10/29(土) 江戸川乱歩「目羅博士の不思議な犯罪」とエーヴェルス「蜘蛛」

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『怪談文芸ハンドブック』(メディアファクトリー)(ISBN:978-4840127516)※電子書籍でも刊行中。
『世界幻想文学大全 怪奇小説精華』(ちくま文庫)(ISBN:978-4480430120)
『日本幻想文学大全II 幻視の系譜』(ちくま文庫)(ISBN:978-4480431127)
『怪奇三昧 英国恐怖小説の世界』(小学館)(ISBN:978-4778037604)

講師陣

名前 東 雅夫
肩書き 文芸評論家、怪談専門誌『幽』編集顧問
プロフィール 1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。『幻想文学』『幽』の編集長を歴任。2011年、著書『遠野物語と怪談の時代』(角川選書)で日本推理作家協会賞を受賞。『文豪怪談傑作選(全18巻)』(ちくま文庫)をはじめ怪奇幻想文学のアンソロジー100余冊を編纂刊行。近年は絵本やTV番組の監修も手がける。
名前 南條 竹則
肩書き
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