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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-22 / 世界史:宗教・哲学 / 学内講座コード:230501

宗教はなぜ戦うのか 戦争と自死をめぐる宗教学入門

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(木)~12月 8日(木)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ISをはじめ、イスラム原理主義の聖戦思想と、「宗教は平和をめざす」という私たちの通念は、どこがどう違うのか、宗教の原点から考えてみる必要があります。
・そもそも「宗教は平和をめざす」ものなのでしょうか。そのときの「平和」とは、いったい何なのでしょうか。
・宗教は現実、たとえば政治や経済と、どうかかわってきたのでしょうか。
・この問いをてがかりに、インド/チベット/日本仏教・神道・ヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教・ユダヤ教における戦争と自死にまつわる思想や論理を考えて いきます。

【講義概要】
私たちの宗教観は、良くも悪くも、おおむね近代化以降にはぐくまれたものです。そこでは宗教は「平和」や「共存」のような、口当たりの良い言葉や概念とむすびついています。しかし、どの宗教であれ、原点までもどったり、歴史を振り返ってみると、そうはいかない事実に突き当たります。本講座では、世界と日本の宗教の「真の姿」を、戦争と自死という、いままであまりとりあげられてこなかった視点から考察します。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 9/29(木) クルアーン(コーラン)に書かれた聖戦(ジハード)の論理・自死の禁止
第2回 2016/10/ 6(木) 旧約聖書「出エジプト記」・「モーセの十戒」に見る戦いと自己正当化の論理
第3回 2016/10/13(木) イエス・キリストはなぜ「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せ」と教えたのか
第4回 2016/10/20(木) 十字軍の異教徒殲滅の論理
第5回 2016/10/27(木) ヨーロッパ近代を生み出した宗教戦争の時代
第6回 2016/11/10(木) ヒンドゥー教に見る戦争の論理
第7回 2016/11/17(木) ブッダは殺害絶対禁止を説いたが・・・
第8回 2016/11/24(木) 仏典に見る「殺の論理」
第9回 2016/12/ 1(木) 仏教と戦争―チベット・カンボジアetc.
第10回 2016/12/ 8(木) 日本仏教・神道と戦争・自死

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶応義塾大学講師
プロフィール 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究にとどまらず、現地調査をおこない、たとえばチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。また修験道の修行も実践。布教の現場にある僧侶たちとの関係を重視し、現場の役に立つ仏教学を志向する。著作は『再興!日本仏教』、『お坊さんのための「仏教入門」』、『宗像大社―古代祭祀の原風景』など多数がある。
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