大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・音階、リズム、楽器など、音楽を構成する要素の多様性を知る。
・音楽と歴史・社会・民族・宗教等との関わりについて学ぶ。
・音楽に対する視野を広げるとともに、音楽に関する概念や価値観を再考する。

【講義概要】
世界の多様な音楽について、音や楽器の特徴だけでなく、その形成・発展・変容過程を、文化的・社会的・歴史的な背景とともに学びます。音楽劇や舞踊も扱います。ゲストによる実演と豊富な視聴覚資料を通じて、世界の音楽を楽しみながら、異文化への関心と理解を深めることを目指します。楽譜が読めなくても大丈夫です。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/20(水) アフリカ～生活の中の音とリズムの世界
第2回 2016/ 7/27(水) イスラム世界～コーランの響き、神秘主義の音楽と舞踊
第3回 2016/ 8/ 3(水) インド～古典からジャズ、ロックへの影響まで
第4回 2016/ 8/10(水) ハワイ～フラの歴史とハワイの楽器
第5回 2016/ 8/24(水) 中国～二胡、琵琶、中国筝から京劇まで
第6回 2016/ 8/31(水) インドネシア～鉄琴の掛け合いの芸術
第7回 2016/ 9/ 7(水) 南米～サンバ、タンゴ、フォルクローレ
第8回 2016/ 9/14(水) アイルランド～実演で学ぶ楽器と音楽

名前	早稲田 みな子
肩書き	早稲田大学講師、東京藝術大学講師
プロフィール	東京藝術大学音楽学部楽理科卒業後、インディアナ大学で音楽学修士号、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で音楽学博士号取得。専門分野は日系アメリカ人の音楽と歴史。主な著作に “Music in Camp (日系人強制収容所における音楽)”(オンライン事典Densho Encyclopedia掲載)がある。