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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-07-06 / 芸術・文化 / 学内講座コード:320403

浮世絵版画の魅力【幕末・明治編】

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月13日(水)~ 8月10日(水)
講座回数
5回
時間
10:00~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,982円
定員
30
その他
ビジター価格 20,682円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「日本の美」の探究 ― 世界に誇る多色摺版画とは何かを知る。
・ジャポニスム(日本趣味)の中で、どうして「UKIYOE」は魅力的なのかを理解する。
・浮世絵の世界を探究し理解を深める。

【講義概要】
今回は浮世絵の歴史でも目下人気の高い「幕末・明治」に焦点をあててみようと思います。時代の最先端のデザイン・ファッション・色調・表現を求めていた絵師たちと、彼らが手がけた版画・版本・肉筆画の魅力を紹介します。さらに新聞や雑誌などの新たな印刷・出版文化が到来する中で、浮世絵がどのような変遷をたどったのかを探っていきます。世界に発信し続ける浮世絵の美は、版元・絵師・彫師・摺師のコラボレーション(共同仕事)で制作されています。この芸術の過去・現在を学び、未来を考えてみませんか。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/13(水) 「浮世絵の幕末明治」ガイダンスと、授業の進め方について / 葛飾北斎の人物像 ― 飽くなき美の探究者・その90年の生涯と作品
第2回 2016/ 7/20(水) 文化文政からの幕末の文化について / 歌川派のトップとしての国貞(三代豊国)の人と作品。「役者絵」の魅力
第3回 2016/ 7/27(水) 錦絵(多色摺木版画)のジャンル / 鬼才歌川国芳の努力と熱意と表現追及。「武者絵」・「男絵」・「戯画」の魅力
第4回 2016/ 8/ 3(水) 錦絵の製造・販売について / 風景版画としての名所絵、その表現者たる歌川広重の人生と作品
第5回 2016/ 8/10(水) 幕末から明治へ ― その違いと変革と / 版画から新聞・雑誌印刷へ〈機械化・大衆化・大量化〉/ 大蘇(月岡)芳年、小林清親の時代と人と作品・その後の版画史へ

備考

【ご受講に際して】
◆一方的に講義することは避けたいと思います。みなさんと対話形式で、問いかけつつ、考えてもらい、話を進めていこうと思います。受講生の熱意によって毎回の授業をより楽しく有意義なものにしようと思います。

講師陣

名前 岩切 信一郎
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 國學院大學大学院文学研究科修士課程修了。専門は日本美術、日本文化、印刷出版文化。著書に『橋口五葉の装釘本』(沖積舎、1980年)、『明治版画史』(吉川弘文館、2009年、第60回芸術選奨文部科学大臣新人賞[評論等部門]受賞)などがある。
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