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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-08-15 / 日本史 / 学内講座コード:320204

「幕府」とは何か? 武家政権の正当性と正統性

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月22日(月)~ 9月12日(月)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
35
その他
ビジター価格 10,886円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・昔ながらの単なる「朝幕関係」ではない、最新学説のポイントが理解できる。
・新政権を樹立する際に、その「正当性」や「正統性」をいかに説明しようとしたかを学ぶ。
・武家政権の誕生という問題を通して、日本史を貫通する政治の起源や特質を学ぶ。

【講義概要】
近年学界では、教科書等でなじみの深い鎌倉幕府・室町幕府・江戸幕府の3つ以外にも、さまざまな「幕府」が論じられている。たとえば、六波羅幕府(高橋昌明)、福原幕府(本郷和人)、奥州幕府構想(入間田宣夫)、さらには安土幕府(藤田達生)、といった具合である。いずれも高名な中世史家によるものばかりであって、いわゆるトンデモ説ではない。そこでこの講座では、あらためて幕府、武家政権とは何かについて、最新学説を短期集中整理する。その上で、東島誠+與那覇潤『日本の起源』の著者ならではの、新しい歴史の見方を提示したい。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 8/22(月) 六波羅幕府・福原幕府・奥州幕府、そして鎌倉幕府
第2回 2016/ 8/29(月) 鎌倉幕府と室町幕府 ─ その「正当性」の根拠を比較する
第3回 2016/ 9/ 5(月) 信長と秀吉の政権構想 ─ 征夷大将軍と対・朝廷問題
第4回 2016/ 9/12(月) 徳川幕府の「正統性」─ 3代将軍家光と「近代天皇制」の起源

講師陣

名前 東島 誠
肩書き 立命館大学教授
プロフィール 1967年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、日本中世史を中心に古代から近・現代に及ぶ。著書に『自由にしてケシカラン人々の世紀』(講談社選書メチエ)、『〈つながり〉の精神史』(講談社現代新書)等。また、與那覇潤との共著に『日本の起源』(太田出版)がある。
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