講座詳細情報
申し込み締切日:2016-06-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:120412
じっくり北方ルネサンス カンピン、ファン・エイク編
- 開催日
- 7月 7日(木)~ 7月28日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,386円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,546円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
15世紀、中世以来の敬虔な宗教感情に根ざしつつ、徹底した自然主義的描写と明るく透明な彩色で新しい美術が北方のネーデルラント地方に確立します。その創始者にして「神の手をもつ男」と称されたヤン・ファン・エイクを中心に、初期ネーデルラント絵画への理解を深めることをめざします。
【講義概要】
中世末期の残照が色濃く漂う15世紀初頭のネーデルラントに、イタリアとは異なる新しい美術が花開きました。イタリア・ルネサンスが人間そのものに重きを置いた美術とすれば、北方ではむしろ自然への深い洞察に特徴があるといえるでしょう。油彩画の技法が飛躍的に向上し、高い技術を誇る細密描写は敬虔な宗教心に裏打ちされて、独特の魅力を放ちます。本講座ではカンピンとファン・エイク兄弟を軸に、15世紀半ばまでの美術の展開をじっくりと考察します。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/ 7(木) 中世末期の北方美術とカンピン
第2回 2016/ 7/14(木) フーベルトとヤン・ファン・エイク兄弟の登場
第3回 2016/ 7/21(木) フィリップ善良公とヤン・ファン・エイク
第4回 2016/ 7/28(木) 次世代への広がり
15世紀、中世以来の敬虔な宗教感情に根ざしつつ、徹底した自然主義的描写と明るく透明な彩色で新しい美術が北方のネーデルラント地方に確立します。その創始者にして「神の手をもつ男」と称されたヤン・ファン・エイクを中心に、初期ネーデルラント絵画への理解を深めることをめざします。
【講義概要】
中世末期の残照が色濃く漂う15世紀初頭のネーデルラントに、イタリアとは異なる新しい美術が花開きました。イタリア・ルネサンスが人間そのものに重きを置いた美術とすれば、北方ではむしろ自然への深い洞察に特徴があるといえるでしょう。油彩画の技法が飛躍的に向上し、高い技術を誇る細密描写は敬虔な宗教心に裏打ちされて、独特の魅力を放ちます。本講座ではカンピンとファン・エイク兄弟を軸に、15世紀半ばまでの美術の展開をじっくりと考察します。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/ 7(木) 中世末期の北方美術とカンピン
第2回 2016/ 7/14(木) フーベルトとヤン・ファン・エイク兄弟の登場
第3回 2016/ 7/21(木) フィリップ善良公とヤン・ファン・エイク
第4回 2016/ 7/28(木) 次世代への広がり
講師陣
名前 | 真野 宏子 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、西洋美術史および芸術学。訳書に『エドヴァルト・ムンク』、『トゥールーズ・ロートレック』(PARCO出版)など。 |