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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-01 / 日本史:心理:その他教養 / 学内講座コード:310208

近現代アジアのなかの日本 戦争の記憶を歩く

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(金)~ 6月17日(金)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
歴史と現代を結びつけ、自分の問題として考え、互いの歴史や文化を尊重することが、これからの多文化共生社会にとっていかに重要であるかを、具体的に理解できるようにする。

【講義概要】
東・東南アジア各国の博物館での展示や碑文、歴史教科書で、日本との戦争がどのように語られ、今日のそれぞれの社会に影響を与えているかを考える。また、戦中の日本人が東・東南アジアの歴史や文化に無知であったことから、現地の社会と摩擦を起こしたことを理解し、これからの時代に必要な歴史・文化的知識について考える。テキストを通して学んだ後、同書の英語版を読んだ東南アジアの学生の声に耳を傾け、歴史認識の共有について考える。

【主な講義内容】
●各国さまざまな歴史教育
シンガポール「多民族国家形成のための教訓」
マレーシア「次の世代へ繋ぐ記憶と忘却」
インドネシア「フロンティア史のなかの虐殺」
タイ「観光資源としての戦争遺跡」
ミャンマー(ビルマ)「語られない日本の占領」
フィリピン「アメリカと日本のはざまで」
●韓国と中国の対日観 ・日本の戦争博物館
●フィリピン人学生の対日観 ― テキストの英語版へのリアクション

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 8(金) 各国さまざまな歴史教育
第2回 2016/ 4/15(金) シンガポール ― 多民族国家形成のための教訓
第3回 2016/ 4/22(金) マレーシア ― 次の世代へ繋ぐ記憶と忘却
第4回 2016/ 5/ 6(金) インドネシア ― フロンティア史のなかの虐殺
第5回 2016/ 5/13(金) タイ ― 観光資源としての戦争遺跡
第6回 2016/ 5/20(金) ミャンマー(ビルマ) ― 語られない日本の占領
第7回 2016/ 5/27(金) フィリピン ― アメリカと日本のはざまで
第8回 2016/ 6/ 3(金) 韓国と中国の対日観
第9回 2016/ 6/10(金) 日本の戦争博物館
第10回 2016/ 6/17(金) フィリピン人学生の対日観 ― テキストの英語版へのリアクション

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま』(岩波書店)(ISBN:978-4000236676)

講師陣

名前 早瀬 晋三
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1955年岡山県生まれ。東京大学文学部卒業後、西豪州マードック大学大学院進学、Ph.D.(歴史学)。著書に『マンダラ国家から国民国家へ:東南アジア史のなかの第一次世界大戦』(人文書院)、『フィリピン近現代史のなかの日本人』(東京大学出版会)など。紀伊國屋書店「書評空間」(書評ブログ)執筆。
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