検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-07 / 芸術・文化:その他教養:その他趣味 / 学内講座コード:210407

落語学の散歩道 江戸・東京の言語生活

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月14日(木)~ 6月16日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
19,422円
定員
20
その他
ビジター価格 22,273円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
落語学とは、落語についての知識の体系であるとともに、落語の言語学的な分析でもあります。これまで「落語はなぜおもしろいか」などのタイトルで、言語表現にかかわる種々のトピックを総合的に取り上げてきましたが、今回は江戸・東京の地域に根差した落語の言語表現の分析に焦点を合わせます。

【講義概要】
一口に江戸語・東京語といっても、その実態はさまざまです。世界一の人口を抱えた江戸という都市は、その人口構成からも地域的な特徴からも、複雑な特徴を備えていました。今回は、そのような特徴を落語の言語表現を通じて、地域的な特性から把握します。商工業活動が盛んな下町と呼ばれる地域、武士の多い山の手、芝居町・遊廓など遊興を特徴とする盛り場、江戸から地方に向かう諸街道の最初の宿場町など、江戸には種々の場所があり、多様な言語生活が営まれていました。明治になってからは、山の手には官員・軍人・実業家・知識人が多く居住しました。今回はその中から、日本橋人形町地域と芝増上寺周辺とを取り上げ、その特徴を探ります。教室でその特徴をよく表す落語を中心に、講談・歌舞伎なども含め、映像・音声資料を駆使して分析したのち、対象となる地域の街歩きを試みます。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/14(木) 序論
第2回 2016/ 4/21(木) 講義
第3回 2016/ 4/28(木) 講義
第4回 2016/ 5/12(木) 街歩きI(巡検1)
第5回 2016/ 5/19(木) 講義
第6回 2016/ 6/ 2(木) 講義
第7回 2016/ 6/ 9(木) 街歩きII(巡検2)
第8回 2016/ 6/16(木) 総括

備考

【ご受講に際して】
◆街歩き(巡検)は、現地集合・現地解散です。交通費等は別途自己負担となります。

講師陣

名前 野村 雅昭
肩書き 早稲田大学名誉教授、国立国語研究所名誉所員
プロフィール 東京教育大学文学部卒。国立国語研究所研究部長などを経て、早稲田大学教授、同名誉教授。専門は日本語学。編著に『新選国語辞典』(小学館)、『漢字の未来 新版』(三元社)、『現代日本漢語の探究』(東京堂出版)、『落語の言語学』(講談社学術文庫)、『落語のレトリック』、『落語の話術』(共に平凡社)など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.