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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-05 / 文学:その他教養:その他趣味 / 学内講座コード:210103

和歌と伝統文化 歌で造る小宇宙(定数歌の世界)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 6月14日(火)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
19,539円
定員
30
その他
ビジター価格 22,390円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
くずし字・変体仮名を解読する力を身につける同時に、日本文化の主軸のひとつを形作ってきた和歌の世界に触れ、その魅力を分かっていただくことを目標とします。教材は全てプリントで配布します。さまざまな時代の、主として仮名文字読むことになりますが、仮名のもとになった字母を丁寧に確認していけば、全くの初心者でもすぐ解読できるようになりますから、心配は要りません。

【講義概要】
今回は、あらかじめ数や構成を定めて、一気に多くの和歌を詠み出す形式である定数歌を取り上げます。10世紀に、曾禰好忠によって始められたこの形式は、12世紀にいたると、緻密な題で構成された百首歌が確立され、晴れの詠歌形式として多様な展開を見せます。さまざまなパフォーマンスを通して、一つの纏まった世界、小宇宙が構築され、一挙に小さな歌集が作り上げられることになるとも言えます。この定数歌の世界を歴史的に辿りながら、資料を読んでいくことにします。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) イントロダクション(くずし字・変体仮名の読み方)
第2回 2016/ 4/19(火) 百首歌の発生(曾禰好忠)、
第3回 2016/ 4/26(火) 組題百首の成立(堀河百首と源俊頼)
第4回 2016/ 5/10(火) 極楽願往生和歌(宗教世界と和歌)
第5回 2016/ 5/17(火) 百首歌の地位(藤原俊成と長秋詠藻)
第6回 2016/ 5/31(火) 中世定数歌の展開(六百番歌合)、
第7回 2016/ 6/ 7(火) 勅撰和歌集と定数歌(応製百首など)
第8回 2016/ 6/14(火) まとめ(定数歌が描く豊かな世界)

備考

【ご受講に際して】
◆ご注意ください◆パンフレット記載の講座日程が変更となりました(2016/2/19)
休講:5/24(火)
補講:6/14(火)

講師陣

名前 兼築 信行
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期中退。早稲田大学高等学院教諭、文学部専任講師、助教授を経て現職。専門は和歌文学、文献学。著書に『一週間で読めるくずし字古今集・新古今集』、『同伊勢物語』(淡交社)、『聞いて楽しむ百人一首』(創元社)などがある。
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