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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-05 / その他教養:心理:経済 / 学内講座コード:110706

主要通貨のシーソー・ゲーム 通貨の役割交替、そして、現金と電子マネー(ビットコイン等)の争い

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 6月21日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
56
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
ドル、ユーロ、ポンド、円に加え人民元が国際舞台に登場…。通貨の盛衰と言われますが、もう少し奥深いものがあります。今では身近になった為替レート問題だけでなく、マネーの歴史の話を含め最新の国際的な通貨問題についてお話しします。

【講義概要】
通貨の歴史から始めて、2010年代に至る通貨の動きを分かり易くお話しします。1ドル何円という形でドル中心に示されるのに、なぜ1ユーロ何ドルという形で示されるのか等の日常的な話、国際通貨としてのドルの浮沈、ユーロの悩み、人民元の泣き所、そして円が抱える問題などを取り上げます。最後に、分かりにくいビットコインのような電子マネーの問題も取り上げます。講座の中で、リニューアルされた日本銀行の貨幣博物館見学も試みます。(実費別)

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 世界の通貨は同時に切上がる(下がる)ことはありえない(株価にはありうる話)、為替レート表示の問題等
第2回 2016/ 4/19(火) マネー(貨幣)とカレンシー(通貨)、マネーの始まりとヘゲモニー(内外の歴史)
第3回 2016/ 4/26(火) マネーの名称(欧州出身のドル、円と元、ユーロかエキューか、ルーブルよりも奥ゆかしい通貨等)
第4回 2016/ 5/10(火) ドルと円の関係(為替レート)、その他主要通貨の為替レートの特異な変化
第5回 2016/ 5/17(火) 1960年代のドル支配体制の懸念(国際流動性不足とSDRの登場)
第6回 2016/ 5/24(火) 新たな国際通貨システムの模索、不死身のようなドルの底力、ユーロの登場(同じ1990年代にルーブルの崩壊)、国際金融の三位一体(不可能)論
第7回 2016/ 5/31(火) ソ連経済(ルーブル経済)の崩壊に伴う中央アジア等の周辺国の混乱、新興地域の通貨問題(東南アジアのバーツ圏等)
第8回 2016/ 6/ 7(火) 貨幣博物館の見学(実費別)
第9回 2016/ 6/14(火) 電子マネーとは(頭の混乱を整理するには)
第10回 2016/ 6/21(火) 最先端の電子マネー(ビットコイン等)の特徴

備考

【ご受講に際して】
◆6/7に貨幣博物館見学を予定しています。(現地集合・解散、費用実費)

【テキスト・参考図書】
参考図書
『週刊エコノミスト 2015年9月29日号』(毎日新聞出版)(ISBN:4910200350958)
『週刊東洋経済 2015年10月10日号』(東洋経済新報社)(ISBN:4910201321056)
『現代国際金融論 第4版』(有斐閣)(ISBN:978-4-641-18407-7)
『図説国際金融(2015-2016年版)』(財経詳報社)(ISBN:9784881774120)

講師陣

名前 北村 歳治
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 東京大学・オックスフォード大学院、金融経済論。大蔵省・IMF等を経て14年まで国際会計監査基準等の「公益監視委員会」ボードメンバー。著書・論文等:『オリエンタル・トレード』(97年)、『中央アジア経済』(99年)、「ネット金融サービスとその担い手」(07年)、『現代のイスラム金融』(08年、共著)、「近年における金融分野の基調的な変化」(14年)。
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