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申し込み締切日:2016-04-01 / 日本史:文学 / 学内講座コード:100224

萩原延壽『遠い崖』を読む 幕末維新期対外関係史の名著に学ぶ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(金)~ 6月17日(金)
講座回数
20回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
30
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
幕末維新期に日本を訪れたアーネスト・サトウたちは何者なのか。彼らを取り巻いた社会変革は何であったのか。「幕末維新史」という物語ではなく、他者であり当事者であった若きイギリス人の視線から再考してみましょう。

【講義概要】
萩原延壽の大著『遠い崖』は、アーネスト・サトウを中心とした幕末維新期日英交流史を描いた名作です。同時に、紹介されたサトウの日記を初めとする一級史料は、多くの史実を書き換えました。しかし、世間一般に語られる幕末維新史は、同氏の大著に敬意を払っているとはいえず、イギリスが薩長を支持したなどといった俗説を未だに信じ切っています。平易な文体の一方で、至高の学術的価値を維持した大著から、幕末維新史を学び直しましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 8(金) 萩原延壽氏と『遠い崖』
第2回 2016/ 4/15(金) サトウとウィリスー来日まで
第3回 2016/ 4/22(金) 『遠い崖』をよむ(生麦事件) 進度は予定
第4回 2016/ 5/ 6(金) 『遠い崖』をよむ(生麦事件)
第5回 2016/ 5/13(金) 『遠い崖』をよむ(下関戦争)
第6回 2016/ 5/20(金) 『遠い崖』をよむ(下関戦争)
第7回 2016/ 5/27(金) 『遠い崖』をよむ(サトウたちと横浜社会)
第8回 2016/ 6/ 3(金) 『遠い崖』をよむ(サトウたちと新公使パークス)
第9回 2016/ 6/10(金) 『遠い崖』をよむ(1865年の兵庫・大阪行き)
第10回 2016/ 6/17(金) 『遠い崖』をよむ(1865年の兵庫・大阪行き)
第11回 2016/ 9/30(金) 後半開始にあたって
第12回 2016/10/ 7(金) 『遠い崖』をよむ(横浜大火前後)
第13回 2016/10/14(金) 『遠い崖』をよむ(横浜大火前後)
第14回 2016/10/21(金) 『遠い崖』をよむ(日本政局に深入りする)
第15回 2016/10/28(金) 『遠い崖』をよむ(日本政局に深入りする)
第16回 2016/11/11(金) 『遠い崖』をよむ(日本国内の旅)
第17回 2016/11/18(金) 『遠い崖』をよむ(日本国内の旅)
第18回 2016/11/25(金) 『遠い崖』をよむ(サトウと若きサムライたち)
第19回 2016/12/ 2(金) 『遠い崖』をよむ(サトウと若きサムライたち)
第20回 2016/12/ 9(金) 『遠い崖』をよむ(革命前夜)

備考

【ご受講に際して】
◆基本的には、講読ではなく、対象箇所をふまえた講義形式でおこないますが、話題によっては、ゆっくり講読することもあるかと考えています。
◆『遠い崖』(朝日新聞社)は朝日文庫にも収められています(購入義務なし)。

講師陣

名前 鵜飼 政志
肩書き 早稲田大学・学習院大学・駒澤大学講師
プロフィール 1966年生。博士(史学)。明治維新期の国際交流史が専門。早稲田大学大学院/学習院大学大学院修了。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)がある。
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