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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-01-16 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:340306

アメリカ映画を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月23日(土)~ 2月20日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
映画の楽しみ方はいろいろありますが、映画を「読む」こともその楽しみの一つです。「見る」は目に入ってくる映像を受動的にとらえる行為ですが、「読む」はその映像の意味を探る能動的な行為です。40年代から70年代のアメリカ映画を素材に、作品の意味を映像から読み取り、作品と能動的にかかわる楽しみを皆さんといっしょに味わいたいと思います。

【講義概要】
ジェームズ・ディーン演じる『理由なき反抗』(1955年)の主人公はなぜ赤いジャンパーを着ているのだろうか? 『真昼の決闘』(1952年)、『大砂塵』(1954年)、『シェーン』(1955年)などの50年代ウェスタン映画はなぜあんなに暗いのだろうか? 不朽のラブロマンス『カサブランカ』(1942年)の舞台となるナイトクラブの名前が「アメリカン」なのはなぜか? 『卒業』(1967年)の主人公ベンジャミンの前に立ちはだかる、謎めいたロビンソン夫人の意味は? ベトナム戦争映画『ディア・ハンター』(1978年)のタイトルの意味は? 作品を時代という文脈に置いて、映像を「読み解いて」みると、答えが浮かび上がってきます。

【主な講義内容】
・「映画を読む」入門:『理由なき反抗』を読む ― < 反復>を手がかりに
・ウェスタン映画のフォーミュラ(定型)とその変容:『荒野の決闘 / 愛しのクレメンタイン』と『シェーン』
・ラブロマンスとイデオロギー:『カサブランカ』と『ローマの休日』
・50年代を脱出した若者の行方:『卒業』と『俺たちに明日はない』
・「映画を読む」実践編:『ディア・ハンター』 ― 自分にとっての意味を考える

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/23(土) 「映画を読む」入門:『理由なき反抗』を読む ― [反復]を手がかりに
第2回 2016/ 1/30(土) ウェスタン映画のフォーミュラ(定型)とその変容:『荒野の決闘 / 愛しのクレメンタイン』と『シェーン』
第3回 2016/ 2/ 6(土) ラブロマンスとイデオロギー:『カサブランカ』と『ローマの休日』
第4回 2016/ 2/13(土) 50年代を脱出した若者の行方:『卒業』と『俺たちに明日はない』
第5回 2016/ 2/20(土) 「映画を読む」実践編:『ディア・ハンター』― 自分にとっての意味を考える

備考

【ご受講に際して】
◆以下の映画を扱いますので、観たことのない作品を事前に見ておいていただけると、講義をより楽しめると思います。
第一回『理由なき反抗』
第二回『荒野の決闘 / 愛しのクレメンタイン』と『シェーン』
第三回『カサブランカ』と『ローマの休日』
第四回『卒業』と『俺たちに明日はない』
第五回『ディア・ハンター』

講師陣

名前 寺地 五一
肩書き 東京経済大学元専任講師
プロフィール 1943年生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院修士課程修了。著書に『アメリカ一日一言』、訳書に『ノーム』、『去年を待ちながら』、『ウッドストック--1969年・夏の真実』、『マーシャン・インカ』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか--語り得ないものとの闘い』、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければいけないか」など。長年国際交流ボランティアを続ける。
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