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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-01-02 / 世界史 / 学内講座コード:340304

シルクロードを志をもって旅した人々 東西の様子が朧げながらつかめてきた中世以降の旅

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月 9日(土)~ 2月 6日(土)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
12,826円
定員
30
その他
ビジター価格 14,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
東西の存在が朧げながらつかめてきた中世から近代にかけての人々の往来を紐解きます。イスラムとキリスト教世界の相克、ロシアの台頭と追いつめられる東アジアの流れの中で人々はどのような往来をしてきたのか等を議論します。

【講義概要】
中世まではアジアの産品(香辛料、絹、陶器等)が東西の関心事項でしたが、十字軍に触発された交易を越える東側世界への関心、特に、イスラムへの対抗、モンゴールへの恐怖と、キリスト教布教を含めた懐柔、その流れの中で突如として交流を閉ざした黒死病と複雑になりました。そして、海洋航路にシフトしていく過程で、タタールの軛を解かれたロシア、経済・軍事で優位を誇った西欧列強に圧迫され続けたアジアの苦渋。こうしたユーラシア内部の激動の中で人々はどのような動きを示したかを明らかにします。さらに、ウクライナ問題が生じる前の2013年にユーラシア大陸を「北京-パリ」のラリー(クラシック・カー・レース)に参加して横断を果たした方の経験談を直接お聞きします。

【主な講義内容】
・ベネツィア、ジェノヴァ等の黒海経由のアジアへのアプローチ
・イスラムとの抗争の中でプレスター・ジョンの幻想を含めたモンゴールへの接近と突如として襲いかかった黒死病の悪夢
・ティムールが支配するサマルカンドへのスペインからのクラビホ使節団
・タタールの軛からの解放とロシアの東方、南方への進出
・近代・現在のさまざまな人々の東西の旅

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/ 9(土) ベネツィア、ジェノヴァ等の黒海経由のアジアへのアプローチ
第2回 2016/ 1/16(土) イスラムとの抗争の中でプレスター・ジョンの幻想を含めたモンゴールへの接近と突如として襲いかかった黒死病の悪夢
第3回 2016/ 1/23(土) ティムールが支配するサマルカンドへのスペインからのクラビホ使節団
第4回 2016/ 1/30(土) タタールの軛からの解放とロシアの東方、南方への進出
第5回 2016/ 2/ 6(土) 近代・現在のさまざまな人々の東西の旅

備考

【ご受講に際して】
◆ご自宅にある世界地図帳を講義時にご持参ください。
◆2015年度夏学期講座からの続きですが、今学期からのご受講も歓迎いたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『シルクロード ― 砂漠を越えた冒険者たち ―』(創元社)(1,500円)(ISBN:978-4422210629)※第4章、第5章、第6章のみ。
『ヨーロッパの中世(4) 旅する人びと』(岩波書店)(2,800円)(ISBN:978-4000263269)※第5章のみ。
『朝倉世界地理講座(5) 大地と人間の物語 中央アジア』(朝倉書店)(17,000円)(ISBN:978-4254167955)※第6章、第8章のみ。
『リオリエント ― アジア時代のグローバル・エコノミ ―』(藤原書店)(5,800円)(ISBN:978-4894341791)※第2章、第6章のみ。

講師陣

名前 北村 歳治
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 出身校:東京大学、オックスフォード大学院。大蔵省、IMF等を経て2007年~2014年まで公益監視委員会ボードメンバー。専攻は金融経済論。主な著書・論文等:『オリエンタル・トレード』(1997年)、『中央アジア経済』(1999年)、「市場利子率の機能分析」(2006年)、「ネット金融サービスとその担い手」(2007年)、『現代のイスラム金融』(2008年、共著)、「近年における金融分野の基調的な変化」(2014年)。
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