講座詳細情報
申し込み締切日:2016-01-08 / 日本史 / 学内講座コード:340201
古代の日本 ― 5世紀の倭王と東アジア
- 開催日
- 1月15日(金)~ 2月26日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 45
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
日本の古代社会はどのような歩みをしたか。五世紀の様相を倭の五王の王権の内政、外交から探る。『宋書』倭国伝、稲荷山古墳鉄剣銘、江田船山古墳大刀銘を基本史料として解読することから始めたい。
【講義概要】
3世紀、卑弥呼の時に姿を現した倭王、倭国は、その後5世紀の倭王、倭国につながるか。『宋書』倭国伝に見える讃、珍、済、興、武の南朝宋との外交、授かった将軍や官爵の称号の国内政治の意味、高句麗、百済、新羅、加耶の情勢との関わりを考える。5世紀の倭国の外交や政治の推移を、半ば以後の北魏の侵攻による宋の危機、高句麗の攻撃による百済の一時的滅亡から捉え直してみたい。
日本の古代社会はどのような歩みをしたか。五世紀の様相を倭の五王の王権の内政、外交から探る。『宋書』倭国伝、稲荷山古墳鉄剣銘、江田船山古墳大刀銘を基本史料として解読することから始めたい。
【講義概要】
3世紀、卑弥呼の時に姿を現した倭王、倭国は、その後5世紀の倭王、倭国につながるか。『宋書』倭国伝に見える讃、珍、済、興、武の南朝宋との外交、授かった将軍や官爵の称号の国内政治の意味、高句麗、百済、新羅、加耶の情勢との関わりを考える。5世紀の倭国の外交や政治の推移を、半ば以後の北魏の侵攻による宋の危機、高句麗の攻撃による百済の一時的滅亡から捉え直してみたい。
講師陣
名前 | 鈴木 靖民 |
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肩書き | 國學院大學名誉教授、横浜市歴史博物館館長 |
プロフィール | 1941年北海道生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(國學院大學)。専攻分野は日本古代史、東アジア古代史。著書に『倭国史の展開と東アジア』(岩波書店、角川源義賞受賞)、『日本古代の周縁史』(岩波書店)などがある。 |