講座詳細情報
申し込み締切日:2016-01-09 / 文学:その他趣味 / 学内講座コード:340114
猫が隠れている近代日本文学 キーワードで読み直す文学史
- 開催日
- 1月16日(土)~ 2月27日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,826円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,608円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
ものを書くという孤独な生活の友として、もうひとりの家族として、隣人として、猫を愛した作家は多い。猫が仕掛けるドラマや、猫のイメージ、メタファーなどを日本の近現代文学のテクストから掘り起こし、熟読玩味してみたい。
【講義概要】
読み慣れたはずの著名な作家の大作が、「猫」に着目して再読するとどんな風に変容して見えるか? 「猫」が隠れている知られざる名作にはどんなものがあるか? 猫と文学を愛する人のための猫づくしの文学講義です。たんに文学のなかの猫を愛でるだけではなく、テクストの中の「猫」を掘り起こしながら、「物語」「イメージ」「メタファー(比喩)」の読み方を学び、文学の実験的な方法や、生命観、風刺、寓意などについても考察します。夏目漱石、萩原朔太郎、梶井基次郎、太宰治、内田百間らの文学と「猫」について読みかつ語ります。
【主な講義内容】
・夏目漱石「吾輩は猫である」を読む ―「猫」という新しい文学の視点
・萩原朔太郎「猫町」を読む ―「猫」と幻想空間
・梶井基次郎「愛撫」―「猫」と感覚の揺らぎ
・太宰治「葉」―「猫」の寓意
・内田百間「ノラや」―「猫」という家族
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/16(土) 夏目漱石「吾輩は猫である」を読む ―「猫」という新しい文学の視点
第2回 2016/ 2/ 6(土) 萩原朔太郎「猫町」を読む ―「猫」と幻想空間
第3回 2016/ 2/13(土) 梶井基次郎「愛撫」―「猫」と感覚の揺らぎ
第4回 2016/ 2/20(土) 太宰治「葉」―「猫」の寓意
第5回 2016/ 2/27(土) 内田百間「ノラや」―「猫」という家族
ものを書くという孤独な生活の友として、もうひとりの家族として、隣人として、猫を愛した作家は多い。猫が仕掛けるドラマや、猫のイメージ、メタファーなどを日本の近現代文学のテクストから掘り起こし、熟読玩味してみたい。
【講義概要】
読み慣れたはずの著名な作家の大作が、「猫」に着目して再読するとどんな風に変容して見えるか? 「猫」が隠れている知られざる名作にはどんなものがあるか? 猫と文学を愛する人のための猫づくしの文学講義です。たんに文学のなかの猫を愛でるだけではなく、テクストの中の「猫」を掘り起こしながら、「物語」「イメージ」「メタファー(比喩)」の読み方を学び、文学の実験的な方法や、生命観、風刺、寓意などについても考察します。夏目漱石、萩原朔太郎、梶井基次郎、太宰治、内田百間らの文学と「猫」について読みかつ語ります。
【主な講義内容】
・夏目漱石「吾輩は猫である」を読む ―「猫」という新しい文学の視点
・萩原朔太郎「猫町」を読む ―「猫」と幻想空間
・梶井基次郎「愛撫」―「猫」と感覚の揺らぎ
・太宰治「葉」―「猫」の寓意
・内田百間「ノラや」―「猫」という家族
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/16(土) 夏目漱石「吾輩は猫である」を読む ―「猫」という新しい文学の視点
第2回 2016/ 2/ 6(土) 萩原朔太郎「猫町」を読む ―「猫」と幻想空間
第3回 2016/ 2/13(土) 梶井基次郎「愛撫」―「猫」と感覚の揺らぎ
第4回 2016/ 2/20(土) 太宰治「葉」―「猫」の寓意
第5回 2016/ 2/27(土) 内田百間「ノラや」―「猫」という家族
講師陣
名前 | 川崎 賢子 |
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肩書き | 日本映画大学教授 |
プロフィール | 日本近代文学・文化・演劇。主たる単著に、『彼等の昭和』(白水社、1994年)、『尾崎翠 砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて 植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)、共編著に『占領期雑誌資料大系 文学篇』全5巻(岩波書店、2009-2010年)など。 |