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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-29 / その他趣味 / 学内講座コード:340412

ナチス映画入門―1934年~現在90年にわたる多様な展開とその背景

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月31日(水)~ 3月 6日(水)
講座回数
6回
時間
15:05~16:35
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
24
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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講座詳細

【目標】
・ナチス映画の長い歴史とその展開の背景を知る。
・紹介される個々の作品を大きな展開の中に位置づける。
・受講して興味を惹かれた作品の位置づけを意識しつつ、実際に鑑賞してみる。

【講義概要】
内容は大きくふたつに分かれます。まずはナチス・ドイツで制作された映画を通して、その歴史的・映画史的背景、プロパガンダと娯楽の関係等を考えます。次に戦中から現在にいたるまで無数に制作されてきた、いわゆるナチスものとされる映画。そもそもナチスの現実やホロコーストが世界の常識となるには、映画が決定的な役割を果たしました。こうして告発者の役割を果たしたナチス映画は、その後は時代の変遷と呼応しつつ、その性格を変えていきます。個々の作品を、そのような展開の中に位置づけつつ鑑賞することで、ナチス映画の鑑賞体験を一過性の消費に終わらせず、何らかの形で定着させる視点が獲得されるでしょう。

【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/31(水) ナチスの映画I リーフェンシュタールとプロパガンダ映画
第2回 2024/ 2/ 7(水) ナチスの映画II 娯楽映画、山岳映画、そして日本への影響
第3回 2024/ 2/14(水) 戦中戦後の初期反ナチス映画、アイヒマン映画の系譜
第4回 2024/ 2/21(水) ハリウッドその他の娯楽大作
第5回 2024/ 2/28(水) 相対化?
第6回 2024/ 3/ 6(水) 私たちもそうなり得る。さまざまな独裁者たち。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 満留 伸一郎
肩書き ドイツ文学者、東京藝術大学講師
プロフィール 1973年鹿児島県生まれ。東京大学独文科卒業後、同大学院博士課程単位取得満期退学。専門はドイツ語圏の文学と文化。東京藝術大学等でドイツ語、ドイツ文化に関する講座を担当。R.ムージルに関する諸論文のほか、著書に『散文へのプロセス』(合同会社Dの3行目)、訳書に『ムージル伝記』(共訳、法政大学出版局)、『芸術とむきあう方法』(ブリュッケ)等がある。
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