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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-01-01 / 世界史 / 学内講座コード:140301

ヨーロッパを考える ヨーロッパにおける「市民社会」の形成と「フランス革命」

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月 8日(金)~ 2月26日(金)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
18,922円
定員
30
その他
ビジター価格 21,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「ヨーロッパを考える」うえでの重要なヒントとして、「ヨーロッパ社会」における市民社会の形成と、近代における市民革命との関連を考察します。現代のEU(ヨーロッパ連合)によって形成されつつある「市民社会」という理念が、古代ギリシア・ローマ時代から中世・ルネサンス期を経ていかに変化し、現代に受け継がれているかを、広くヨーロッパ文明論・文化論として、通観していきます。後半は、「ヨーロッパ市民革命論」、とくに「フランス革命」に焦点をあてて、その内容、意義を論じます。

【講義概要】
「ヨーロッパを考える」。現代ヨーロッパにおけるEUの形成は、「ヨーロッパ市民」という理念への模索であったが、現在、加盟国のギリシアなどの財政破綻によって、大きな危機に直面しています。このような「市民」「市民社会」という概念が、ヨーロッパの歴史においていかに誕生し、変化し、ヨーロッパの近・現代社会の基軸となっていったかを具体的に検討します。ギリシアのポリス社会、ローマ・ラテン文化における「市民社会」、ルネサンス期におけるあたらしい「レス・プブリカ」論を経て、近世・近代の「市民社会」「共和政」にいたる経緯を追っていきます。後半では、いわゆる「市民革命」がヨーロッパ社会に与えた影響を、「フランス革命」に焦点をあてて検討し、近年の革命論議を紹介しつつ、今後のヨーロッパ・ポストモダン社会への展望を論じます。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/ 8(金) ヨーロッパ「市民社会」とは何か
第2回 2016/ 1/15(金) ヨーロッパ古代「市民社会論」
第3回 2016/ 1/22(金) 中世・ルネサンス「市民社会論」
第4回 2016/ 1/29(金) フランス「市民社会論」
第5回 2016/ 2/ 5(金) 近代「市民革命論」
第6回 2016/ 2/12(金) 近代フランス革命論1
第7回 2016/ 2/19(金) 近代フランス革命論2
第8回 2016/ 2/26(金) ポスト・モダン社会の模索

講師陣

名前 森原 隆
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1953年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、京都大学大学院文学研究科修士課程、博士課程単位取得満期退学。専門分野は、近世・近代フランス史。社会史・社会文化史研究。著書『ヨーロッパ・エリート支配と政治文化』(成文堂)、『ヨーロッパ・「共生」の政治文化史』(成文堂)など。
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