大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
ルネサンス美術の、特にキリスト教主題を扱う作品を中心に、代表的な作例とその歴史的・文化的背景を解説します。本講座を通じて、美術史の基礎知識と、作品を楽しく鑑賞するポイントを身につけることを目指します。

【講義概要】
秋期は、ゴシックからルネサンス期の代表的な作品を、春期で取り上げた過去の作品と比較しつつ見ていきます。その都度説明しますので、春期をご受講されていなくても問題ありません。旅先や美術館で目にする様々な作品を理解するために、必要な基礎知識を一緒に学びましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/27(日) ゴシック美術
第2回 2015/10/ 4(日) 初期ルネサンス美術
第3回 2015/10/11(日) 盛期ルネサンス美術 1
第4回 2015/10/18(日) 盛期ルネサンス美術 2
第5回 2015/10/25(日) ヴェネツィア派とマニエリスム

名前	辻 絵理子
肩書き	早稲田大学講師・共立女子大学講師
プロフィール	東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門は西洋中世美術史(ビザンティン美術)。「ストゥディオス修道院写本工房のペリカン図像」『美術史』第171冊(2011年)、「陽の昇るところから沈むところまで―ビザンティン余白詩篇第49(50)篇の重層的構造」『パトリスティカ』第18号(2015年)ほか。