大学公開講座のセカンドアカデミー

NHKスペシャル「人体3 遺伝子・DNA」をはじめとした「人体」シリーズは歴代のNHKドキュメントの中で最多の受賞記録を持つ。その統括プロデューサーが、1981年から日本人の死因の第一位となっている「がん」について、3人のゲストスピーカーを招聘し、体験談やその研究の一旦に迫る。
第一回では「がん発生の謎」について、第二回では「がんと遺伝子の関係」について映像・図表を使い、分かりやすく紹介する。第三回ではがん専門医の島田誠(昭和大学教授)をお呼びし、治療最前線について聞く。第四回では田辺功 (医療ジャーナリスト)が集団検診では見逃された胃がんを胃カメラで見つけ、全摘出した経験から集団検診について語っていただく。第五回では崎山比佐子(元放射線医学総合研究所主任研究員)からがんと放射線について話を伺う。

名前	林 勝彦
肩書き	NHK元プロデューサー、科学ジャーナリスト
プロフィール	1943年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。専門は科学・医療ジャーナリズム、映像制作。NHKディレクター・プロデューサーとして40年間数百本の番組制作に携わる。著書として、『科学ジャーナリストは警告する』(清流出版)、『これが脳低温療法だ』(NHK出版)などがある。