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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-07-28 / 芸術・文化 / 学内講座コード:320408

若冲の絵画

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月 4日(火)~ 9月 1日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
30
その他
ビジター価格 10,886円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
江戸時代中期の画家、伊藤若冲(1716-1800)の作品について、4つの観点から考察し、理解を深める。同時に、様式、図像解釈、精神分析、ジェンダー、社会史など、美術史学のいくつかの論点に触れる契機としたい。

【講義概要】
若冲の絵画・版画について、次の4つのトピックで語る。(1)模写の創造力、(2)鶏を描く、(3)墨と色、(4)工房作・模倣作・贋作。もちろん「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館)など若冲の作品が話題の中心ではあるが、比較あるいは参考のために、中国・朝鮮の絵画や若冲以外の日本絵画に言及する場合もある。この強烈な個性が過去や同時代のいかなるイメージとつながって形作られ、そして彼に続く者たちのほとんどがそれを理解し損ねてしまったか、というのが講義の関心のありかである。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 8/ 4(火) 模写の創造力
第2回 2015/ 8/18(火) 鶏を描く
第3回 2015/ 8/25(火) 墨と色
第4回 2015/ 9/ 1(火) 工房作・模倣作・贋作

備考

【ご受講に際して】
◆展覧会「若冲と蕪村」が、サントリー美術館に続いて滋賀県のMIHO MUSEUM で開催されます(7/4~8/30)。御覧になれれば参考になると思います。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『もっと知りたい伊藤若冲[改訂版]』(東京美術)(1,800円)(ISBN:978-4808709341)

講師陣

名前 佐藤 康宏
肩書き 東京大学教授
プロフィール 東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京国立博物館、文化庁美術工芸課を経て現職。放送大学客員教授。日本美術史、特に江戸時代の絵画史を専攻。著書に『講座日本美術史』(共著、東京大学出版会)、『伊藤若冲』(東京美術)、『日本美術史』(放送大学教育振興会)などがある。
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