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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-07-04 / 世界史 / 学内講座コード:320305

朝鮮李朝王朝史 ソウル、プサンを中心に見る李朝の遺跡巡り

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月11日(土)~ 8月 1日(土)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
30
その他
ビジター価格 10,886円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
李朝時代に関係した遺跡を通じて、李朝時代を俯瞰します。

【講義概要】
春学期に扱った王宮なども含めて、李朝に関係する遺跡を紹介します。首都のソウルは計画的に作られた都市で、都に必要な施設が配置されました。また、都は役人の住む地域や、町人の住む地域などに分けられています。現在再開発が進む地域も多いのですが、李朝時代の趣を残す多くの場所があります。さらに、李朝時代末期、列強の圧迫を受けて苦悩した高宗の時代に作られた施設・設備跡も多数あります。またソウルの近くにある都市、水原には正祖が作った「水原華城」があります。水原が選ばれたのは、正祖の父親であり、悲劇の世子であった思悼(さど)世子の墓との関係がありました。王陵(王の墓)の位置なども都作りには大切でした。
李朝関係の遺跡はソウルだけではありません。釜山にも多いのです。釜山は日本との交易の拠点でもありました。そのため、東莱城をはじめ、李朝側の城がある一方、倭館あとや、通信使の出発した場所など日本と関係の深いものが多く残ります。さらに、1592年以来、豊臣秀吉によって起こされた文禄慶長の役のときに作られた日本式の城(倭城)も多く残ります。
夏学期は、韓国を訪れた際、観光で訪れることの多い李朝の遺跡を中心にお話しいたします。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/11(土) ソウル(1):李朝の都、漢城。王宮をめぐる施設(王族の住まい、成均館、先農壇など)、町並み
第2回 2015/ 7/18(土) ソウル(2):独立を守ろうとした高宗の遺跡。徳寿宮、雲?宮、ロシア公使館、景福宮など
第3回 2015/ 7/25(土) 水原:水原華城と王陵
第4回 2015/ 8/ 1(土) 釜山:東莱城と倭館、倭城

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新版 世界各国史(2)朝鮮史』(山川出版社)(3,500円)(ISBN:978-4634413207)
『ソウルの王宮めぐり』(桐書房)(2,200円)(ISBN:978-4876475025)
『ドラマの舞台に行きたい! 朝鮮王宮完全ガイド』(角川ソフィア文庫)(667円)(ISBN:978-4044064259)
『皇室特派留学生』(白帝社)(2,000円)(ISBN:978-4891747626)

講師陣

名前 武井 一
肩書き 都立日比谷高等学校講師
プロフィール 1963年東京生まれ。成蹊大学法学政治学研究科博士前期課程修了(法学修士)。高等学校では地歴・公民と韓国語を担当。韓国の歴史、文化に関心をもち、研究を行う。著書に『ソウルの王宮めぐり』(桐書房)、『朝鮮王宮完全ガイド』(角川ソフィア文庫)、『皇室特派留学生』(白帝社)などがある。
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