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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-06-30 / 文学 / 学内講座コード:320108

「文豪」たちの「現場」 作家たちの家、風景、関係性から、より深く作品と再会しよう

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 7日(火)~ 7月28日(火)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
30
その他
ビジター価格 10,886円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
文士でも文学者でもなく、「文豪」。キラ星のごとき彼らをとりまく環境や関係性 ――「文豪」たちの「現場」を踏まえた上で、もう一度、彼らの作品へと向き合いましょう。はじめて見えてくる作品の魅力はもちろん、現在を生きる私たちへの「文豪」からのメッセージにも、出会えるはずです。

【講義概要】
「聖地巡礼」が人気です。近年しばしば、アニメやマンガの「聖地」すなわちモデルとなった場所、または城址や古戦場といった歴史的「聖地」を訪ねる行為が話題になります。しかし、東京という明確な中心をもって華ひらき現在の文学へとつながる近代文学において、地理的「聖地」も思想的「聖地」も、訪ねる遠方であるよりむしろ私たちの暮らしの隣に今なお息づいています。私たちと同じように生き死んだ人間としての「文豪」たちが、何を思って書いて書いて、また書いて……文学史を体現する「文豪」になったのか。身近なエピソードや事物を介して、2015年の私たちへ日常の捉え直しを求めてやまない「文豪」たちの鋭い叫び=作品と、再会してみませんか? 扱う予定の「文豪」は、芥川龍之介、堀辰雄、萩原朔太郎、室生犀星、石川啄木、宮沢賢治、野上弥生子、岡本かの子など。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 7(火) 芥川龍之介、堀辰雄 ― 文豪たちの師弟関係と軽井沢
第2回 2015/ 7/14(火) 萩原朔太郎、室生犀星 ― 文士村に集う人々
第3回 2015/ 7/21(火) 石川啄木、宮沢賢治 ― 遠く離れた場所で/場所から
第4回 2015/ 7/28(火) 野上弥生子、岡本かの子 ― 女性作家たち

備考

【ご受講に際して】
◆「参考図書」に掲げた『文豪の家』『文豪の風景』(エクスナレッジ)を部分的に使用します。講義時にスクリーンへ映しますが、写真などの詳細をご覧になりたい方は個別にご用意ください。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『文豪の家』(エクスナレッジ)(1,600円)(ISBN:978-4767815534)
『文豪の風景』(エクスナレッジ)(1,600円)(ISBN:978-4767817125)

講師陣

名前 田村 景子
肩書き 和光大学・早稲田大学講師
プロフィール 1980年前橋生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。専門分野は近・現代日本文学および文化研究。演劇やアニメ・マンガ論もてがける。著書に『三島由紀夫と能楽――「近代能楽集」、または堕地獄者のパラダイス』(勉誠出版)。監修に『文豪の家』『文豪の風景』『文豪の肖像』(エクスナレッジ)シリーズ。
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