大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
19世紀半ばから世紀末までのヨーロッパは、中世的経済構造とキリスト教文化、絶対王政によって守られてきた安定的な社会秩序が崩壊し、新しい時代の生き方を模索する激動期でした。音楽の世界では何が起こったのでしょうか。それを学ぶシリーズです。

【講義概要】
「19世紀ロマン派」といわれる時代は、音楽だけでなく、文学、哲学、美術、建築など、芸術と文化の花が一斉に咲き乱れた時期でした。しかし、平和が訪れ、人々の暮らしが豊かになったから、人間の精神生活が充実した訳ではありません。革命対反革命、体制崩壊への危機感など、世界は一歩間違えば戦乱の渦に巻き込まれそうな崖っ淵に立っていたのです。新人、中堅、ベテラン各層の名奏者をお招きして、語りと演奏を楽しんでいただくシリーズです。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 6(月) 北欧フィンランドでコンサートミストレスの要職を続けているヴァイオリニスト・城代さや香の来日公演。ピアニストは新進の平山麻美。
第2回 2015/ 7/13(月) 豊かな感性を持つピアニスト・岩崎洵奈の初来援。
第3回 2015/ 7/27(月) ヴァイオリニスト・瀬川祥子、ヴィオリスト・松実健太、チェリスト・富岡 廉太郎という豪華なメンバーによる弦楽三重奏。
第4回 2015/ 8/17(月) 慶應義塾大学法学部に在籍しながら、難関日本音楽コンクール優勝の栄冠を勝ち得た偉才、ヴァイオリニストの大江 馨が再演。
第5回 2015/ 8/31(月) 慶應義塾大学でドイツ文学を専攻しながら、国際舞台を目指すヴァイオリニスト・毛利文香の講座再訪。

名前	中野 雄
肩書き	音楽プロデューサー
プロフィール	東京大学法学部卒業。元ケンウッド代表取締役。昭和音楽大学・津田塾大学講師を歴任。現在音楽プロデューサーとして内外で活躍。「ウィーン・モーツァルト協会賞」等を受賞。著書『丸山眞男 音楽の対話』『ウィーン・フィル 音と響きの秘密』『モーツァルト 天才の秘密』『小澤征爾 覇者の法則』(文春新書)『指揮者の役割』(新潮選書)等。

名前	城代 さや香
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名前	平山 麻美
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名前	岩崎 洵奈
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名前	瀬川 祥子
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名前	松実 健太
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名前	富岡 廉太郎
肩書き	チェロ奏者
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名前	大江 馨
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名前	毛利 文香
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