検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2015-07-02 / 芸術・文化 / 学内講座コード:120421

小津安二郎~人として、映画監督として~

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(木)~ 7月30日(木)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
10,461円
定員
30
その他
ビジター価格 11,886円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
英国映画協会(BFI)は10年に一度、映画史上ベスト作品の投票を実施している。2012年、小津の「東京物語」がベスト1に選出された。なぜ60年も前の作品が未だに世界で人気を博するのか。そこにはいくつかのキーワードがある。それを学び、小津映画の真髄とともに小津安二郎、その人と形(なり)を知る。

【講義概要】
講座では、まず戦前のハリウッド調ともいえる作品と、「晩春」「麦秋」「東京物語」に代表される小津調と言われる戦後作品のそれぞれの特徴を知り、その大きな変化を学ぶ。この作風変化に小津の戦争体験が大きく投げかけていたことを紹介する。小津は日中戦争の最前線で果たして何を見たのか。戦後、映画界混乱期、晩年の小津は蓼科高原の山荘でシナリオ制作を行った。この度発刊した「蓼科日記」によってその仕事ぶり、生活ぶりが明らかになった。小津のプライベート部分を一番知る甥の長井秀行氏にゲスト参加いただき素顔の小津にも迫る。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 9(木) 小津映画の系譜 ~ハリウッド調から小津調へ
第2回 2015/ 7/16(木) 素顔の小津安二郎 ~長井秀行さん(小津の甥)のゲストトーク
第3回 2015/ 7/23(木) 小津と戦争体験 ~小津は中国の最前線の戦場で何を見たか
第4回 2015/ 7/30(木) 鎌倉の小津と蓼科の小津 ~時代の趨勢と老いへのプロローグ

講師陣

名前 北原 克彦
肩書き エプソン情報科学専門学校講師 元(株)東京映像社プロデューサー
プロフィール 1972年早稲田大学政経学部政治学科卒業。出版社、映像制作会社に勤務。パリダカールラリーのTV番組を日本で初めて制作。「ソーラーカーレースinオーストラリア」を企画。1998年蓼科高原を舞台に「小津安二郎映画祭」を立ち上げ、今年(2015年)18回目を迎える。2013年、「蓼科日記 抄」(小津の蓼科滞在中日記)を刊行。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.