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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-02 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:310503

文化人類学から学ぶ人間の信仰と死生観

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(木)~ 6月18日(木)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
他者の些細な日常をとおして、私たちの日常を支える「当たり前」を知り、その成り立ちについて学びながら、その彼岸にある人間という存在について考えるための複数の視点を身につけること。

【講義概要】
「当たり前を疑え」 ― このようなフレーズはみなさんも耳にしたことがあるでしょう。当たり前を疑うことはとても重要です。しかし、私たち文化人類学者はさらに突っ込んでこう考えます ― 「私たちは何が『当たり前』かにそもそも気づくことができない」。この講座では、「生と死」「健康」といったとても身近な概念や、「願かけ」「葬式」など、日常生活に「当たり前」に見られる現象や出来事を、異文化のそれらと比較しながら分析し、私たちを支える「当たり前」の構造について学んでゆきます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 9(木) 文化とは ― 文化と文明の違い、知っていますか?
第2回 2015/ 4/16(木) 信仰(1) ― 信じることのさまざまな形
第3回 2015/ 4/23(木) 信仰(2) ― 不幸を妖術のせいにするアザンデの人々
第4回 2015/ 4/30(木) 生と死(1) ― 死体はなぜ怖いのか?
第5回 2015/ 5/14(木) 生と死(2) ― 王様はなぜ殺されるのか?
第6回 2015/ 5/21(木) 生と死(3) ― 人を食べるグアヤキの人々
第7回 2015/ 5/28(木) けがれ(1) ― 食べかすは食べ物なのになぜ汚い理由
第8回 2015/ 6/ 4(木) けがれ(2) ― 「汚さ」を決めるもの。文化は感覚に浸透する
第9回 2015/ 6/11(木) 構造主義 ―文化人類学の大スター、レヴィ=ストロースことはじめ
第10回 2015/ 6/18(木) 健康と身体 ―現代人はいつも自分を監視する? キーワードは「パノプティコン」

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『人類学のコモンセンス』(学術図書出版社)(2,000円)(ISBN:978-4873614328)
『文化人類学[カレッジ版] 第3版』(医学書院)(2,100円)(ISBN:978-4260013178)

講師陣

名前 磯野 真穂
肩書き 国際医療福祉大学大学院講師
プロフィール 文化人類学者。早稲田大学人間科学部にて運動生理学を学んだ後、アスレチックトレーナー資格取得のためオレゴン州立大学に留学するが、そこで出会った文化人類学に衝撃を受け専攻変更を決意。現在は、摂食障害や循環器医療など、病気に関する問題について研究を続けている。(http://www.anthropology.sakura.ne.jp/)
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