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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-14 / 芸術・文化 / 学内講座コード:310409

版画文化史 ― 我が国の印刷・出版の温故知新 ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月21日(木)~ 6月18日(木)
講座回数
5回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
日本の印刷・出版を印刷されたモノから探究する文化の旅です。
神仏の祈りの版画。浮世絵版画、銅版、石版、明治の版画を巡って、生活の中の版画、版画芸術の技なども紹介。実作品の文化財に即してお話しします。

【講義概要】
我が国は「木版」の国として長い歴史を持っています。
印刷の原型が「版」で、版は「型」にもかかわっているのですが、ひとまず日本の版画文化の歴史を辿ります。
板を彫って版を作る。その版に紙を置いて摺る。そうした技術で成り立つこの世界の、呪術的祈りの版画(守護符)世界から、浮世絵版画(錦絵)、そして石・銅版を含む紙幣、創作版画、さらに出版と、実作品に接してもらい、この版画文化の広さ、深さを感じていただくことにします。
若干の例を示せば、尊崇の念から画者を示さない御札(おふだ)、売品制作・色摺である歌川国貞の錦絵、玄々堂の微塵銅版画、落合芳幾の錦絵新聞、武内桂舟・鏑木清方の口絵、等々、毎回が実作品版画を見ての講義です。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 5/21(木) 神仏の祈りの版画
第2回 2015/ 5/28(木) 江戸の版画 ― 浮世絵版画の世界 ―
第3回 2015/ 6/ 4(木) 明治の版画I ― 銅版・石版の世界 ―
第4回 2015/ 6/11(木) 明治の版画II ― 木版画(明治錦絵・口絵・複製等)の世界 ―
第5回 2015/ 6/18(木) 我が国の版画・印刷文化(補足と総括)

講師陣

名前 岩切 信一郎
肩書き 新渡戸文化短期大学教授、早稲田大学講師
プロフィール 國學院大學大学院文学研究科修士課程修了。専門は日本美術、日本文化、印刷出版文化。著書に『橋口五葉の装釘本』(沖積舎、1980年)、『明治版画史』(吉川弘文館、2009年、第60回芸術選奨文部科学大臣新人賞[評論等部門]受賞)などがある。
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