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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-03 / 世界史 / 学内講座コード:310311

ホロコーストからパレスチナ問題へ 歴史・政治・記憶

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(金)~ 6月19日(金)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
まず、ホロコーストとは何だったのか。ホロコーストの残した負の遺産は、パレスチナ難民問題や再燃を繰り返す補償問題など、さまざまな形で現代へとつながっているが、ホロコースト後の世界はいかにこれと向き合ってきたのか考える。

【講義概要】
前半でホロコーストへと至るヨーロッパ(特にドイツ)のユダヤ人の歴史を概観し、ホロコーストの具体的な展開を見てゆく。後半ではホロコースト後の世界が抱える様々な問題について考える。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/10(金) 中世~近代のヨーロッパ・キリスト教社会におけるユダヤ人
第2回 2015/ 4/17(金) 近代~ヒトラーの登場にいたるドイツのユダヤ人社会
第3回 2015/ 4/24(金) ホロコーストの展開:収奪
第4回 2015/ 5/ 1(金) ホロコーストの展開:殺害
第5回 2015/ 5/15(金) ユダヤ難民、移住問題、共同体の再建をキーワードに、ホロコースト生存者の戦後を振り返る
第6回 2015/ 5/22(金) ホロコーストとパレスチナ問題の結節点とは
第7回 2015/ 5/29(金) 加害者との和解は可能だったのか。補償問題、ドイツとイスラエルの関係
第8回 2015/ 6/ 5(金) 現在まで続くユダヤ人財産の返還問題の分析
第9回 2015/ 6/12(金) 各国でホロコーストの記憶はどのように伝達され、表象されてきたのか
第10回 2015/ 6/19(金) パレスチナ問題の現在と、ホロコーストをめぐる記憶の政治

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ユダヤ人財産は誰のものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社)(2,600円)(ISBN:978-4560031872)
『戦後ドイツのユダヤ人』(白水社)(1,900円)(ISBN:978-4560026083)
『ホロコースト:ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』(中公新書)(860円)(ISBN:978-4121019431)
『イスラエルを知るための60章』(明石書店)(2,000円)(ISBN:978-4750336411)

講師陣

名前 武井 彩佳
肩書き 学習院女子大学准教授
プロフィール 博士(文学、早稲田大学)。専門はドイツ現代史、ユダヤ現代史。ホロコーストとパレスチナ問題の関連性や、補償問題など、ホロコーストゆえに現代社会が抱える問題に関心がある。著書に、『ユダヤ人財産はだれのものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社)など。
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