大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
突然の心停止や脳卒中、あるいは重大なけがや熱中症など、突然訪れる事故や急病に際し、知っていると役立つことがたくさんあります。また日常的なけがや疾病の手当てにおいても、間違った方法を覚えていたり、適切な手当がわからないという場面に遭遇します。この講義では、もしもの時に大切な人を守る応急手当について、実例を紹介しながら分かりやすく解説します。

【講義概要】
全8回の講義を通し、以下の項目について原因と予防、最新の応急手当てを解説します。【応急手当とは】【生命にかかわる状況】【意識不明者への対応】【心肺蘇生とAED】【窒息の手当て】【止血とショック管理】【頭、首、背骨、胸、腹のけが】【骨折の処置】【きずの手当て】【生物のけが】【熱中症の予防と手当て】【心疾患と脳卒中】【糖尿病の緊急時】【てんかん】【アナフィラキシー】

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/13(月) ●応急手当とは　●生命にかかわる状況
第2回 2015/ 4/20(月) 意識不明者への対応/気道確保と回復体位
第3回 2015/ 4/27(月) 心肺停止への対応/CPR(心肺蘇生)
第4回 2015/ 5/11(月) 突然の心停止への対応/AEDの使用
第5回 2015/ 5/18(月) ●窒息事故への対応　●止血とショック管理
第6回 2015/ 5/25(月) ●頭、首、胸、腹のけが　●骨折、きずの処置
第7回 2015/ 6/ 1(月) ●生物のけが　●心疾患と脳卒中
第8回 2015/ 6/ 8(月) ●熱中症　●てんか　●アナフィラキシー

【ご受講に際して】
◆この講座は講義形式が主ですが、いくつかのテーマでは見本演技と簡単な実習も取り入れる予定です。AEDについてはシュミレーション機による操作体験を行います。
◆補講を実施する場合は、6月15日、22日に行います。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『緊急時の応急手当と事故防止』（有限会社マスターワークス）（2，000円）第5版

名前	伊東 和雄
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	1992年、一般市民へ応急手当普及を目的にマスターワークス社を設立、自動車関係(専門はモータースポーツ)、スポーツ関係者に成人用プログラムを、保育関係者には小児用プログラムを提供し、応急手当教育を行っている。早稲田大学スポーツ科学部設立以来現在まで、当学部において非常勤講師として救急処置法の講義と実習を担当している。