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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-03-30 / 文学 / 学内講座コード:110213

東国の視点から読む『万葉集』 高橋虫麻呂の歌

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 6日(月)~ 6月15日(月)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
『万葉集』に収録された東国の歌を取り上げ、地域の視点からその歌を解釈し、8世紀の東国社会を考える。従来の文学研究で、等閑視されがちな最新の考古資料をはじめとする地域の歴史資料や地理資料を取り上げ、歌に新たな息吹を吹き込みたい。

【講義概要】
今回は、高橋虫麻呂の歌を取り上げる。高橋虫麻呂は、常陸国守となった藤原宇合に従って常陸に赴き、東国の歌を残した。その歌は、古代東国の交通・国司制度・習俗を考える上で貴重であり、なかでも女性の歌は、交通の要衝としての衢(ちまた)を考える上で特筆すべき内容を含んでいる。虫麻呂は何を詠い、東国の何を明らかにしたのか。虫麻呂の東国以外の歌や関連する歌を取り上げながら、これらの問題を考えてみたい。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 6(月) 高橋虫麻呂の歌―歌の分類―
第2回 2015/ 4/13(月) 高橋虫麻呂と藤原宇合―東国との接点―
第3回 2015/ 4/20(月) 駿河の富士と常陸の刈野―道行きの歌―
第4回 2015/ 4/27(月) 国司と按察使の巡行―東国の歌―
第5回 2015/ 5/11(月) 筑波と歌垣―坂東の景観―
第6回 2015/ 5/18(月) おとめの群像―虫麻呂が詠んだ女人たち―
第7回 2015/ 5/25(月) 死にゆくおとめ―真間手児奈と菟原処女―
第8回 2015/ 6/ 1(月) おとめと衢(ちまた)1―真間の手児奈―
第9回 2015/ 6/ 8(月) おとめと衢(ちまた)2―おとめがいる処―
第10回 2015/ 6/15(月) 高橋虫麻呂と東国

講師陣

名前 山路 直充
肩書き 市立市川考古博物館学芸員、千葉大学講師
プロフィール 1960年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、市立市川考古博物館学芸員として勤務。専門は日本古代の考古学だが、他分野の資料を活用した古代東国社会の復元に興味を持つ。共編著書に『都城 古代日本のシンボリズム-飛鳥から平安京へ』(青木書店、2007年)、『房総と古代王権-東国と文字資料-』(高志書院、2009年)など。
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