講座詳細情報
申し込み締切日:2015-03-30 / 文学:日本史 / 学内講座コード:110212
仮名古筆を読む、味わう
- 開催日
- 4月 6日(月)~ 6月15日(月)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語の写本を古筆といいます。写本は現代の仮名とは異なる変体仮名で記されています。この講座では、変体仮名の読み方、古筆に記された内容、古筆の鑑賞の仕方を学びます。
【講義概要】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語等、主に仮名書きの写本を古筆といいます。特に平安~鎌倉時代の古筆は美しい仮名書と料紙から美術作品としても高く評価されています。この講座では古筆に用いられた、現代の仮名とは異なる変体仮名の読み方を学びつつ、古筆の内容に触れてゆきます。また、書写された仮名書の時代による様式の違いや鑑賞の仕方を、豊富なスライドによる鑑賞も交えてお話ししたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 6(月) 変体仮名を読む(これは毎時間、必ず実施します)
リファレンス “古筆とはどのようなものか”
第2回 2015/ 4/13(月) 古筆の様々な形態(完本、古筆切、手鑑、軸装)、鑑賞形態の変遷
第3回 2015/ 4/20(月) 平仮名になるまで 仮名前史(5世紀~10世紀まで)
第4回 2015/ 4/27(月) 各時代の古筆(平安) 仮名古筆の古典「高野切」
第5回 2015/ 5/11(月) 各時代の古筆(平安)平安の仮名にはどのような作品があるか
第6回 2015/ 5/18(月) 各時代の古筆(鎌倉) 鎌倉の仮名は平安の仮名とどう違う?
第7回 2015/ 5/25(月) 各時代の古筆(南北朝・室町) 鎌倉までと以降の仮名はどう違う?
第8回 2015/ 6/ 1(月) 実物か複製品による鑑賞の実習
第9回 2015/ 6/ 8(月) (もう一回実習)あるいは、時代を映す仮名の様式
第10回 2015/ 6/15(月) 料紙、筆の色々
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語の写本を古筆といいます。写本は現代の仮名とは異なる変体仮名で記されています。この講座では、変体仮名の読み方、古筆に記された内容、古筆の鑑賞の仕方を学びます。
【講義概要】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語等、主に仮名書きの写本を古筆といいます。特に平安~鎌倉時代の古筆は美しい仮名書と料紙から美術作品としても高く評価されています。この講座では古筆に用いられた、現代の仮名とは異なる変体仮名の読み方を学びつつ、古筆の内容に触れてゆきます。また、書写された仮名書の時代による様式の違いや鑑賞の仕方を、豊富なスライドによる鑑賞も交えてお話ししたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 6(月) 変体仮名を読む(これは毎時間、必ず実施します)
リファレンス “古筆とはどのようなものか”
第2回 2015/ 4/13(月) 古筆の様々な形態(完本、古筆切、手鑑、軸装)、鑑賞形態の変遷
第3回 2015/ 4/20(月) 平仮名になるまで 仮名前史(5世紀~10世紀まで)
第4回 2015/ 4/27(月) 各時代の古筆(平安) 仮名古筆の古典「高野切」
第5回 2015/ 5/11(月) 各時代の古筆(平安)平安の仮名にはどのような作品があるか
第6回 2015/ 5/18(月) 各時代の古筆(鎌倉) 鎌倉の仮名は平安の仮名とどう違う?
第7回 2015/ 5/25(月) 各時代の古筆(南北朝・室町) 鎌倉までと以降の仮名はどう違う?
第8回 2015/ 6/ 1(月) 実物か複製品による鑑賞の実習
第9回 2015/ 6/ 8(月) (もう一回実習)あるいは、時代を映す仮名の様式
第10回 2015/ 6/15(月) 料紙、筆の色々
備考
【ご受講に際して】
◆期間中に1~2回、展覧会見学か、作品を所蔵する図書館等での実習を行い、実作品に触れる機会を持ちたいと思いますが、2015年度の展覧会予定は未公開のため、具体的には未定です。
◆毎時間、変体仮名を読む練習をします。テキストは用意しますが、変体仮名を調べる字典(参考図書参照)を1冊ご持参頂くと便利です。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(2,200円)(ISBN:4-490-10331-X)
『和歌と仮名のかたち―中世古筆の内容と書様―』(笠間書院)(12,000円)(ISBN:978-4-305-70733-8)
『二玄社版 日本書道辞典』(二玄社)(4,944円)(ISBN:4-544-01226-0)
◆期間中に1~2回、展覧会見学か、作品を所蔵する図書館等での実習を行い、実作品に触れる機会を持ちたいと思いますが、2015年度の展覧会予定は未公開のため、具体的には未定です。
◆毎時間、変体仮名を読む練習をします。テキストは用意しますが、変体仮名を調べる字典(参考図書参照)を1冊ご持参頂くと便利です。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(2,200円)(ISBN:4-490-10331-X)
『和歌と仮名のかたち―中世古筆の内容と書様―』(笠間書院)(12,000円)(ISBN:978-4-305-70733-8)
『二玄社版 日本書道辞典』(二玄社)(4,944円)(ISBN:4-544-01226-0)
講師陣
名前 | 別府 節子 |
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肩書き | 出光美術館 学芸員 |
プロフィール | 東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。現職の他、淑徳大学、早稲田大学で日本文学、書誌学の講師を務める。専門分野である和歌古筆を対象とした展覧会の企画・論考執筆のかたわら、中世の古筆資料の調査、発掘活動を続ける。著書に「時代を映す古筆切」(『古筆への誘い』三弥井書店 共著)、『和歌と仮名のかたち』(笠間書院)。 |