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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-02 / 芸術・文化 / 学内講座コード:100402

歌舞伎と文楽

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(木)~ 6月18日(木)
講座回数
20回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
55
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
江戸時代を代表する芸能である、歌舞伎と文楽を、比較対照しながら、そのみどころを具体的に紹介します。昔から今にいたる舞台を映像で鑑賞しながら、作品にまつわる芸談やエピソードなどを紹介することを通して、歌舞伎と文楽、それぞれの特質や面白さ、楽しみ方、さらには周辺文化への拡がりを学びます。

【講義概要】
前期は「隅田川」の世界をご紹介します。『伊勢物語』を踏まえた能「隅田川」は、文楽・歌舞伎に幅広い作品世界を提供するに至りました。近松門左衛門の人形浄瑠璃「双生隅田川(ふたごすみだがわ)」、鶴屋南北の歌舞伎「桜姫東文章」を中心に扱います。ひとつの物語世界が、ジャンルによってどのように変容してゆくかを通して、文楽・歌舞伎それぞれの特性を考えてゆきます。後期は「奥州安達原」を取り上げます。近松半二による時代浄瑠璃で、奥州の安倍貞任とその一族が、中央政府に敵対する壮大なスケールを誇ります。貞任の妻袖萩の哀切な流転を描く三段目「袖萩祭文」、一つ家伝説を踏まえた怖ろしい四段目「一つ家」を中心に、雄渾な時代物の世界をご紹介します。

講師陣

名前 児玉 竜一
肩書き 早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長
プロフィール 昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早大助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』、共編著に『カブキ・ハンドブック』、『映画のなかの古典芸能』など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長。
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