講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-03 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:100318
現代ヨーロッパ世界の歴史 第一次世界大戦からEUの発足まで
- 開催日
- 4月10日(金)~ 6月19日(金)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 45,144円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 54,432円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
現代ヨーロッパは、いかなる出来事や思想を背景にして「いま」に至っているのか。「現代」の画期となった第一次世界大戦以降の時期を対象に、友好/敵対、協力/抵抗、統合/分裂を繰り返してきたヨーロッパ世界について、その歴史的な理解を深めることをめざす。
【講義概要】
「現代」の幕開けを告げた第一次世界大戦の開始から100年が過ぎた。本講義では、「主役」として二度の大きな戦争をたたかい、そして、いわば「脇役」として冷戦に関わりながら、その復権をめざしてきたヨーロッパが、いかにして現在のような統合に至っているのかという問題について学ぶ。とくに、19世紀においては、近代国民国家の模範としてヨーロッパを牽引してきたフランスに焦点を当て、この国が歩んできた100年におよぶ「現代」を概観しながら、そこから見えてくるヨーロッパ世界の政治的・経済的・社会的変容について考えたい。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/10(金) ガイダンス:本講義の概要と目的
第2回 2015/ 4/17(金) 19世紀ヨーロッパとフランス(1): 王政復古から第三共和政の成立まで
第3回 2015/ 4/24(金) 19世紀ヨーロッパとフランス(2): 19世紀におけるヨーロッパの国際秩序
第4回 2015/ 5/ 1(金) フランスからみた第一次世界大戦(1): 第三共和政の政治・社会・文化
第5回 2015/ 5/15(金) フランスからみた第一次世界大戦(2): フランス・ナショナリズムの高揚
第6回 2015/ 5/22(金) フランスからみた第一次世界大戦(3): 戦争の経過と戦時体制(総力戦)
第7回 2015/ 5/29(金) フランスからみた第一次世界大戦(4): 戦争の終結とヴェルサイユ体制
第8回 2015/ 6/ 5(金) 両大戦間期ヨーロッパとフランス(1): 1920年代の状況――共産主義国家の出現とドイツ問題
第9回 2015/ 6/12(金) 両大戦間期ヨーロッパとフランス(2): ファシズムの問題とフランス・ファシズム論争
第10回 2015/ 6/19(金) 両大戦間期ヨーロッパとフランス(3): 1930年代の状況――ナチス・ドイツとフランス
第11回 2015/10/ 2(金) フランスからみた第二次世界大戦(1): 戦争の経過と戦後国際秩序構想
第12回 2015/10/ 9(金) フランスからみた第二次世界大戦(2): ヴィシー・フランスの成立と対独協力(コラボラシオン)
第13回 2015/10/16(金) フランスからみた第二次世界大戦(3): ド・ゴールと対独抵抗運動(レジスタンス)
第14回 2015/10/23(金) 冷戦のなかのフランス(1): 東西陣営の形成と第四共和政
第15回 2015/10/30(金) 冷戦のなかのフランス(2): フランスの脱植民地化――インドシナ戦争とアルジェリア戦争
第16回 2015/11/13(金) 冷戦のなかのフランス(3): 第五共和政の成立とド・ゴールの独自外交
第17回 2015/11/20(金) ヨーロッパ統合のなかのフランス(1): さまざまな統合構想と仏独協調の歩み
第18回 2015/11/27(金) ヨーロッパ統合のなかのフランス(2): ミッテランによる統合政策とEUの発足
第19回 2015/12/ 4(金) ヨーロッパ統合のなかのフランス(3): EUに突き付けられた諸問題(過去の「清算」、移民問題、ヨーロッパ市民権)
第20回 2015/12/11(金) まとめ:フランスからみた現代ヨーロッパ世界
現代ヨーロッパは、いかなる出来事や思想を背景にして「いま」に至っているのか。「現代」の画期となった第一次世界大戦以降の時期を対象に、友好/敵対、協力/抵抗、統合/分裂を繰り返してきたヨーロッパ世界について、その歴史的な理解を深めることをめざす。
【講義概要】
「現代」の幕開けを告げた第一次世界大戦の開始から100年が過ぎた。本講義では、「主役」として二度の大きな戦争をたたかい、そして、いわば「脇役」として冷戦に関わりながら、その復権をめざしてきたヨーロッパが、いかにして現在のような統合に至っているのかという問題について学ぶ。とくに、19世紀においては、近代国民国家の模範としてヨーロッパを牽引してきたフランスに焦点を当て、この国が歩んできた100年におよぶ「現代」を概観しながら、そこから見えてくるヨーロッパ世界の政治的・経済的・社会的変容について考えたい。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/10(金) ガイダンス:本講義の概要と目的
第2回 2015/ 4/17(金) 19世紀ヨーロッパとフランス(1): 王政復古から第三共和政の成立まで
第3回 2015/ 4/24(金) 19世紀ヨーロッパとフランス(2): 19世紀におけるヨーロッパの国際秩序
第4回 2015/ 5/ 1(金) フランスからみた第一次世界大戦(1): 第三共和政の政治・社会・文化
第5回 2015/ 5/15(金) フランスからみた第一次世界大戦(2): フランス・ナショナリズムの高揚
第6回 2015/ 5/22(金) フランスからみた第一次世界大戦(3): 戦争の経過と戦時体制(総力戦)
第7回 2015/ 5/29(金) フランスからみた第一次世界大戦(4): 戦争の終結とヴェルサイユ体制
第8回 2015/ 6/ 5(金) 両大戦間期ヨーロッパとフランス(1): 1920年代の状況――共産主義国家の出現とドイツ問題
第9回 2015/ 6/12(金) 両大戦間期ヨーロッパとフランス(2): ファシズムの問題とフランス・ファシズム論争
第10回 2015/ 6/19(金) 両大戦間期ヨーロッパとフランス(3): 1930年代の状況――ナチス・ドイツとフランス
第11回 2015/10/ 2(金) フランスからみた第二次世界大戦(1): 戦争の経過と戦後国際秩序構想
第12回 2015/10/ 9(金) フランスからみた第二次世界大戦(2): ヴィシー・フランスの成立と対独協力(コラボラシオン)
第13回 2015/10/16(金) フランスからみた第二次世界大戦(3): ド・ゴールと対独抵抗運動(レジスタンス)
第14回 2015/10/23(金) 冷戦のなかのフランス(1): 東西陣営の形成と第四共和政
第15回 2015/10/30(金) 冷戦のなかのフランス(2): フランスの脱植民地化――インドシナ戦争とアルジェリア戦争
第16回 2015/11/13(金) 冷戦のなかのフランス(3): 第五共和政の成立とド・ゴールの独自外交
第17回 2015/11/20(金) ヨーロッパ統合のなかのフランス(1): さまざまな統合構想と仏独協調の歩み
第18回 2015/11/27(金) ヨーロッパ統合のなかのフランス(2): ミッテランによる統合政策とEUの発足
第19回 2015/12/ 4(金) ヨーロッパ統合のなかのフランス(3): EUに突き付けられた諸問題(過去の「清算」、移民問題、ヨーロッパ市民権)
第20回 2015/12/11(金) まとめ:フランスからみた現代ヨーロッパ世界
備考
【ご受講に際して】
◆講義内容は基本的に前年度と同じになります。
◆講義内容は基本的に前年度と同じになります。
講師陣
名前 | 南 祐三 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1979年大阪生まれ。2012年3月に早稲田大学大学院博士後期課程を単位取得退学後、同大学文学学術院助手(西洋史)を務める(2014年3月まで)。主要論文に、「「共生」の場としてのパリ・ジャーナリズム―対独協力プレスとドイツ占領当局―」、森原隆編『ヨーロッパ・「共生」の政治文化史』成文堂(2013年)などがある。 |