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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-02 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:100306

古代メソポタミア史 初中級編 世界最古の「民営化」社会と家族生活の変容-結婚・出産・老後・相続などを巡って

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月 9日(土)~ 7月11日(土)
講座回数
18回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
40,414円
定員
30
その他
ビジター価格 48,989円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
近年、古代メソポタミア史における社会経済的な大変換期と理解されるようになった古バビロニア・古アッシリア時代(前2千年紀前半)に焦点をあて、この時代に一体何が起こっていたか、そして、『ハンムラビ法典』が発布される真の意義を、資料から読み解いていきます。

【講義概要】
前二千年紀前半の時代に集中して数多く出土する様々な楔形文字資料、とりわけ、「法典」や私的法文書(契約書・裁判記録・各種証書類)、私信書簡(邦訳を毎回プリントして配布予定)などを読みながら、この時代に起こった古代メソポタミア人の社会生活の大転換の実態を検証していきます。また、文学作品「ニップルの貧しき人」などもご紹介する予定です。最初の数回は通史や時代背景などを解説する予定ですので、興味をお持ちの初心者の方も歓迎いたします。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 5/ 9(土) 古代メソポタミア史のための基礎知識・時代区分
第2回 2015/ 5/16(土) 古代メソポタミア史概観(1)
第3回 2015/ 5/23(土) 古代メソポタミア史概観(2)
第4回 2015/ 5/30(土) 古バビロニア時代の歴史と社会概説(1)
第5回 2015/ 6/ 6(土) 古バビロニア時代の歴史と社会概説(2)
第6回 2015/ 6/13(土) 「法典」から見た社会と家族の変容(1)
第7回 2015/ 6/20(土) 「法典」から見た社会と家族の変容(2)
第8回 2015/ 6/27(土) 「法典」から見た社会と家族の変容(3)
第9回 2015/ 7/ 4(土) 古バビロニア時代の各種文書とその特徴・ウル市の住宅地
第10回 2015/ 9/26(土) 前期復習・「私的法文書」から見た社会と家族の変容(1)
第11回 2015/10/ 3(土) 「私的法文書」から見た社会と家族の変容(2)
第12回 2015/10/10(土) 「私的法文書」から見た社会と家族の変容(3)
第13回 2015/10/17(土) 「裁判記録」から見た社会と家族の変容(1)
第14回 2015/10/24(土) 「裁判記録」から見た社会と家族の変容(2)
第15回 2015/10/31(土) 「裁判記録」から見た社会と家族の変容(3)
第16回 2015/11/14(土) 「私的書簡」から見た社会と家族の変容(1)
第17回 2015/11/21(土) 「私的書簡」から見た社会と家族の変容(2)
第18回 2015/11/28(土) 「私的書簡」から見た社会と家族の変容(3)・古バビロニア期の家族のあり方・全体の総括

備考

【ご受講に際して】
◆最初の数回はこれまでの講座の要点を解説する予定ですので、全くの初心者の方でも歓迎いたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史学の現在 古代オリエント』(山川出版社)(1,800円)(ISBN:4-634-64600-5)第2版

講師陣

名前 川崎 康司
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 出身:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:古代メソポタミア史。主な著訳書等:『歴史学の現在-古代オリエント』(共訳 山川出版社)、『世界古代文明誌』(共著 原書房)、『古代オリエント事典』(共著 岩波書店)、『ヨーロッパの分化と統合』(共著 太陽出版)
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