大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
グローバルにつながる現代社会を根底の部分から捉え直すために、世界の歴史を振り返ってみましょう。その際に、各時代の特徴的な人物に焦点をあてながら、多様な世界の成り立ちや構造を考えたいと思います。

【講義概要】
古代から現代までの世界の歴史を、さまざまな人物を取り上げながら概説します。高校で世界史を習わなかった人、もしくは習ったけれどすっかり忘れてしまったという人でも大丈夫。プリントを配付しながら分かりやすく説明します。今回は、アレクサンドロス大王、安禄山、イブン=バットゥータ、ビスマルクに焦点をあて、彼らが生きた時代の背景と特徴について一緒に考えてみましょう。その際に、現代の私たちの社会とのつながりや、現代的な課題をも念頭に置いておきたいものです。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/ 9(金) アレクサンドロス大王:ヘレニズム世界の形成と世界史的意義
第2回 2015/ 1/16(金) 安禄山:胡漢融合国家の夢
第3回 2015/ 1/30(金) イブン=バットゥータ:世界旅行とイスラームの普遍性
第4回 2015/ 2/ 6(金) ビスマルク:後発国民国家の課題

【ご受講に際して】
講師都合により1/23は休講となり、2/6が補講となります。ご注意ください。

名前	津野田 興一
肩書き	都立駒場高等学校教諭
プロフィール	東京生まれ。東京都立大学人文学部卒業後、同大学院人文科学研究科史学専攻修了。都立高校で世界史教育を担当。著書に『世界史読書案内』(岩波ジュニア新書)、『やりなおし高校世界史 考えるための入試問題8問』(ちくま新書)、『ポイントマスター世界史Bの焦点』(山川出版社)などがある。