講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-31 / 日本史 / 学内講座コード:340206
中央線がなかったら 見えてくる東京の古層
- 開催日
- 2月 7日(土)~ 2月28日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,200円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 10,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
都市江戸を下敷きとする東京の都心部については、今では、歴史がどこにも受け継がれていることが認識され、古地図を手にするまち歩きも活発になっている。一方、江戸の近郊農村だった中野以西の武蔵野の郊外住宅地に関しては、とりたてて面白い歴史はないと思われがちだった。そんな郊外の日常的な風景から歴史を読むことを試みる。
【講義概要】
この講座では、「中央線」を視界から取り去ってみよう。普段、我々の意識は鉄道と駅にあまりに縛られてきた。だが考えてみれば、鉄道は完全な新参者。それを視界から外せば、武蔵野・多摩地域の原構造がくっきりと浮かび上がる。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺・府中の古地図を手に、地形、水、古道、神社などから地域の基層を読む新たな東京論に挑戦してみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 2/ 7(土) 総論・阿佐ヶ谷
第2回 2015/ 2/14(土) 中野
第3回 2015/ 2/21(土) 高円寺
第4回 2015/ 2/28(土) 国分寺・府中
都市江戸を下敷きとする東京の都心部については、今では、歴史がどこにも受け継がれていることが認識され、古地図を手にするまち歩きも活発になっている。一方、江戸の近郊農村だった中野以西の武蔵野の郊外住宅地に関しては、とりたてて面白い歴史はないと思われがちだった。そんな郊外の日常的な風景から歴史を読むことを試みる。
【講義概要】
この講座では、「中央線」を視界から取り去ってみよう。普段、我々の意識は鉄道と駅にあまりに縛られてきた。だが考えてみれば、鉄道は完全な新参者。それを視界から外せば、武蔵野・多摩地域の原構造がくっきりと浮かび上がる。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺・府中の古地図を手に、地形、水、古道、神社などから地域の基層を読む新たな東京論に挑戦してみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 2/ 7(土) 総論・阿佐ヶ谷
第2回 2015/ 2/14(土) 中野
第3回 2015/ 2/21(土) 高円寺
第4回 2015/ 2/28(土) 国分寺・府中
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』(NTT出版)(1,900円)(ISBN:978-4757143012)
参考図書
『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』(NTT出版)(1,900円)(ISBN:978-4757143012)
講師陣
名前 | 陣内 秀信 |
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肩書き | 法政大学教授 |
プロフィール | 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。専門はイタリア建築史・都市史。パレルモ大学、トレント大学、ローマ大学にて契約教授を勤めた。著書に、『東京の空間人類学』(筑摩書房)、『都市と人間』(岩波書店)、『水の都市 江戸・東京』(編著、講談社)など多数。 |
名前 | 三浦 展 |
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肩書き | 社会デザイン研究者 |
プロフィール | 1958年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。同誌編集長。三菱総合研究所退社後、99年 「カルチャースタディーズ研究所」設立。 消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。著書に『下流社会』など多数。 |