講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-03 / 文学 / 学内講座コード:140115
D. H. ロレンスの世界に分け入る 英文読解の楽しみ
- 開催日
- 1月10日(土)~ 2月28日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 28,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 32,200円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
20世紀英文学で最も優れた文学者の一人と位置付けられうるロレンスの作品に、文脈の的確な把握、語句の正確な理解に努めながら近づくことが、喜びの源泉となり、英語への興味の高まり、そして英語力の向上につながるように講義を行う。
【講義概要】
今回は「The Mortal Coil」、「The Thimble」の2編を取り上げる。ロレンスの岳父の青春時代の経験に題材を得ている前者においては、と異性への愛とが両立するところに生を見出している女性と、名誉が生の全てであると信じている男性とのコントラストに焦点を絞って読解を行う。後者においては、第一次世界大戦時フランス戦線からの夫の帰還を待っている女性が病を介して突然生に目覚め、大戦にまつわる一切の事象的なものから生を護ろうとする姿勢を持し、顔面に戦傷を負って帰還した夫と共に事象的なものからの脱却の意義を悟るところに焦点を絞って読解を行う。1回の進度は前者は5頁、後者は約2頁半。英語は高校の英語を若干上回るレベル。初回に講義のレジュメを全受講者に配付する。新規受講者にはプリントを配付する。
20世紀英文学で最も優れた文学者の一人と位置付けられうるロレンスの作品に、文脈の的確な把握、語句の正確な理解に努めながら近づくことが、喜びの源泉となり、英語への興味の高まり、そして英語力の向上につながるように講義を行う。
【講義概要】
今回は「The Mortal Coil」、「The Thimble」の2編を取り上げる。ロレンスの岳父の青春時代の経験に題材を得ている前者においては、と異性への愛とが両立するところに生を見出している女性と、名誉が生の全てであると信じている男性とのコントラストに焦点を絞って読解を行う。後者においては、第一次世界大戦時フランス戦線からの夫の帰還を待っている女性が病を介して突然生に目覚め、大戦にまつわる一切の事象的なものから生を護ろうとする姿勢を持し、顔面に戦傷を負って帰還した夫と共に事象的なものからの脱却の意義を悟るところに焦点を絞って読解を行う。1回の進度は前者は5頁、後者は約2頁半。英語は高校の英語を若干上回るレベル。初回に講義のレジュメを全受講者に配付する。新規受講者にはプリントを配付する。
備考
【ご受講に際して】
◆2014年度夏学期までに同名講座をご受講の方で、『England, My England and Other Stories』をお持ちの方は、授業にご持参ください。
◆2014年度夏学期までに同名講座をご受講の方で、『England, My England and Other Stories』をお持ちの方は、授業にご持参ください。
講師陣
名前 | 照屋 佳男 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1936年沖縄県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は、英文学、比較文化。著書に、『コンラッドの小説』(早稲田大学出版部)、『共同体とグローバリズム』(成文堂)。監訳書に『文化の定義のための覚書』(中公クラシックス)(中央公論新社)などがある。 |