検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-23 / その他教養 / 学内講座コード:330201

日本中世史講義 「人物」で読み説く中世社会

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月30日(火)~12月 2日(火)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
50
その他
ビジター価格 26,400円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
人間は自由に生きているようで、様々な制約を受けている。その代表が「時間」であると私は思う。歴史を動かしていった人物たちは、時代の流れとどう向きあい、どうそれと戦い、時に乗りこえ、時に敗北していったか。それを具体的に見ていくことにより、その人物が生きた「社会」の特性をも浮き彫りにしたいと考える。

【講義概要】
中世のそれぞれの時期に大きな足跡をのこした十人を選び出した。先ずは今年の大河ドラマの主人公である『軍師官兵衛』を取り上げながら、「軍師とは何か」を考える。続いて、ここからは時間軸に沿って進むことになるが、同じく大河ドラマの主人公となった『平清盛』『源義経』をとりあげ、武士の世の幕開けを考察する。次が『北条泰時』で、武士の政治の本質を探る。次の『後深草院二条』は天皇・上皇に仕えた高貴な女性である。宮廷と女性について考える。『後醍醐天皇』と『足利義満』では室町の社会と天皇の役割について分析し、『山名宗全』『三好長慶』は守護大名と地域政権について述べる。最後が『織田信長』で日本統一を論じる。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/30(火) 軍師官兵衛 ― 軍師とは何か、秀吉の軌跡をたどる ―
第2回 2014/10/ 7(火) 平清盛 ― 交易国家の夢 ―
第3回 2014/10/14(火) 源義経 ― 奥州幕府構想 ―
第4回 2014/10/21(火) 北条泰時 ― 公平な政治を目指して ―
第5回 2014/10/28(火) 後深草院二条 ― 華やかな宮廷生活の光と影 ―
第6回 2014/11/ 4(火) 後醍醐天皇 ― 天皇親政の理想と現実 ―
第7回 2014/11/11(火) 足利義満 ― 新しい「日本国王」のかたち ―
第8回 2014/11/18(火) 山名宗全 ― 守護大名とは何か ―
第9回 2014/11/25(火) 三好長慶 ― 戦国大名の始まり ―
第10回 2014/12/ 2(火) 織田信長 ― 天下統一事業とは何だったか ―

備考

【ご受講に際して】
◆予習は必要ありません。気楽にお聞き下さい。質問は大歓迎です。

講師陣

名前 本郷 和人
肩書き 東京大学教授
プロフィール 1960年東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院で日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史と古文書学。東京大学史料編纂所の助手・助教授を経て、現在同教授。著書に『名将の言葉: 乱世を生き抜く101の奥義』(新潮文庫)『天皇はなぜ万世一系なのか』(文春新書)など多数。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で時代考証を担当。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.