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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-26 / 文学 / 学内講座コード:330108

文学作品にみる武蔵野II 昭和の文学から

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(金)~12月 5日(金)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「武蔵野」とか「中央線」といった言葉には、独特の響きがあります。「場所の記憶」「土地への想像力」が、他の場所以上に顕著であるからです。明治から現代に至る文学作品には、そうした「武蔵野」「中央線」の魅力を描いた作品が多く見られます。多彩な文学者の営為を見つめ、代表的な作品を辿りつつ、新たな照明を与えて行きたいと思います。

【講義概要】
武蔵野・JR中央線沿線には、明治以降多くの文学者が住み、さまざまな場所が作中に描かれて来ています。そうした事例を具体的にたどりながら、武蔵野や中央線沿線がどのような「場所の記憶」として描かれているかを探ってみたいと思います。秋講座では明治・大正時代を扱った春講座に引き継ぎ、多彩な昭和文学に照明を当てます。途中2回、長く講談社の編集者として活躍し、「群像」編集長もつとめた大村彦次郎さんに、つながりの深かった阿佐ヶ谷文士村の作家たちの思い出を語っていただきます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 3(金) 井伏鱒二と荻窪
第2回 2014/10/10(金) 山本有三と三鷹
第3回 2014/10/17(金) 中野刑務所と文学
第4回 2014/10/24(金) 立川と記録文学・映画
第5回 2014/10/31(金) 阿佐ヶ谷文士村の作家たち・その1
第6回 2014/11/ 7(金) 阿佐ヶ谷文士村の作家たち・その2
第7回 2014/11/14(金) 太宰治と三鷹
第8回 2014/11/21(金) 大岡昇平「武蔵野夫人」
第9回 2014/11/28(金) 上林暁「聖ヨハネ病院にて」
第10回 2014/12/ 5(金) 古井由吉「野川」

備考

【備考】
パンフレット記載の講義順が講師都合より以下のように変更になりました。(7/24)
10/10 山本有三と三鷹 中島国彦先生
10/17 中野刑務所と文学 中島国彦先生
11/14 太宰治と三鷹 鳥羽耕史先生
11/21 大岡昇平「武蔵野夫人」 鳥羽耕史先生

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1946年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。早稲田大学文学学術院教授、公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
名前 鳥羽 耕史
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1968年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専攻は日本近代文学、戦後文化運動で、戦後の芸術運動や社会運動の中での文学について、当事者の聞き取りも重ねながら研究している。著書に『1950年代―「記録」の時代』(河出書房新社、2010年)、『運動体・安部公房』(一葉社、2007年)がある。http://www.f.waseda.jp/toba/
名前 大村 彦次郎
肩書き 文芸ジャーナリスト、元「群像」編集長
プロフィール 1933年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部・文学部を卒業後、講談社入社。「小説現代」「群像」編集長を経て、文芸出版部長、文芸局長、取締役を務める。著書に『文壇うたかた物語』『文士の生きかた』『時代小説盛衰史』など。
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