講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-25 / 文学 / 学内講座コード:231127
樋口一葉日記を読む
- 開催日
- 10月 2日(木)~12月 4日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
明治29年、樋口一葉は25歳の若さでこの世を去りました。『たけくらべ』、『にごりえ』などの著名な作品を残していますが、彼女の名が小説家として知られるようになったのは、晩年のほぼ1年間のことです。彼女はこの短い人生をどのように生きたのでしょうか。彼女の生活・希望・絶望・野心・恋などを、明治24年から記し始めた日記によって読み解くことにいたしましょう(資料はコピーしたものを配付します)。
【講義概要】
一葉は江戸時代の歌人で国学者、加藤千蔭の書風を学び、流麗な文字で日記を書き付けています。日記の中に時折見られる筆の揺らぎは、そのまま彼女の心の揺れを示しているようです。父を亡くし、母と妹との女世帯で爪に火を灯すような生活を送りながら、和歌を学び、小説家を目指し、挫折して、恋をして・・・。一葉の心のうちを、日記の中にのぞかせてもらいましょう。
なお、この講座は2013年度春講座・2014年度春講座を引き継いでいます。講義に際しては、それまでの内容も復習しながらゆっくりと読み進めていく予定ですので、新規の受講生のご参加も歓迎いたします。
明治29年、樋口一葉は25歳の若さでこの世を去りました。『たけくらべ』、『にごりえ』などの著名な作品を残していますが、彼女の名が小説家として知られるようになったのは、晩年のほぼ1年間のことです。彼女はこの短い人生をどのように生きたのでしょうか。彼女の生活・希望・絶望・野心・恋などを、明治24年から記し始めた日記によって読み解くことにいたしましょう(資料はコピーしたものを配付します)。
【講義概要】
一葉は江戸時代の歌人で国学者、加藤千蔭の書風を学び、流麗な文字で日記を書き付けています。日記の中に時折見られる筆の揺らぎは、そのまま彼女の心の揺れを示しているようです。父を亡くし、母と妹との女世帯で爪に火を灯すような生活を送りながら、和歌を学び、小説家を目指し、挫折して、恋をして・・・。一葉の心のうちを、日記の中にのぞかせてもらいましょう。
なお、この講座は2013年度春講座・2014年度春講座を引き継いでいます。講義に際しては、それまでの内容も復習しながらゆっくりと読み進めていく予定ですので、新規の受講生のご参加も歓迎いたします。
講師陣
名前 | 越後 敬子 |
---|---|
肩書き | 実践女子大学・日本赤十字看護大学講師 |
プロフィール | 実践女子大学大学院文学研究科修了。専門は日本近世文学・俳文学。主な業績は『樋口一葉日記』(共著、岩波書店)、『和歌 俳句 歌謡 音曲集』(共著、岩波書店)、『古典俳文学大系CD-ROM版』(共編、集英社)、『桃山人夜話?絵本百物語?』(翻刻・現代語訳、角川書店)、『子規研究資料集成』(クレス出版)など。 |