検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-20 / その他教養 / 学内講座コード:130507

ユング心理学と現代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月27日(土)~12月 6日(土)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
グローバル化、経済格差、高齢化、他界観の変容、巨大災害、家族形態の変化、映像文化などが、現代社会ならではのこころのあり方を生みだしています。ユング心理学の視点から実践的にアプローチすることでそれらの理解を目指します。

【講義概要】
初回にユング心理学における心の構造を概観するとともに日本人の「自我」を欧米人と比較しその特徴を明らかにする。以下、ユング心理学の視点から次のテーマを取りあげる。グローバル化した現代日本社会が抱える課題、高齢化した社会では死と他界が関心事となるが、この問題へのユングの関わり方、東日本被災地における宗教者の取り組みのユング心理学からのフィールドワーク、またユングにとっての愛と性、ユング以後のユング心理学の展開、宮崎駿作品を素材にしたユング理論の応用などである。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/27(土) ユング心理学における心の構造と自己・自我の問題
第2回 2014/10/ 4(土) ユングのタイプ論から見る人間理解と人間関係の諸相
第3回 2014/10/11(土) 20世紀日本の深層──異質性の平準化
第4回 2014/10/18(土) 21世紀日本の深層──異質性の排除
第5回 2014/10/25(土) ユングとは何者か――自伝から
第6回 2014/11/ 8(土) ユングにおける死者と他界
第7回 2014/11/15(土) ユング心理学から見た宗教と心理療法―東北被災地から
第8回 2014/11/22(土) 愛するということ、ユングの視点から
第9回 2014/11/29(土) ポスト・ユング派の展開
第10回 2014/12/ 6(土) ユングで宮崎駿を読む

講師陣

名前 久保田 圭伍
肩書き 桜美林大学名誉教授
プロフィール 1937年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1968年~08年桜美林大学教員、この間東京女子大学、聖心女子大学などの講師歴任。専門分野は人間性心理学、宗教心理学、健康心理学。著書に『最新・心理学序説』編著(金子書房)、『「心」とは?』共著(丸善プラネット)、G.S.スピンクス『人間心理と宗教』訳書(大明堂)など。
名前 河東 仁
肩書き 立教大学教授
プロフィール 1954年東京生まれ。博士(文学)。専門分野は日本の文化思想史、宗教心理学、文化政策学。著書に、『日本の夢信仰──宗教学から見た日本精神史──』玉川大学出版部など。
名前 葛西 賢太
肩書き 宗教情報センター研究員
プロフィール 1966年東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了、博士(文学)。上越教育大学教員を経て現職。心理学・医療と宗教が関わる領域について考えてきた。著書に、『ケアとしての宗教』(明石書店)、『仏教心理学キーワード事典』(春秋社)、『現代瞑想論』(春秋社)、『断酒がつくり出す共同性』(世界思想社)など。
名前 高橋 原
肩書き 東北大学准教授
プロフィール 1969年東京生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院博士課程修了。博士(文学・東京大学)。現在、東北大学で「臨床宗教師」養成のプロジェクトに関わる。著書に『ユングの宗教論?キリスト教神話の再生』(専修大学出版局)がある。
名前 堀江 宗正
肩書き 東京大学大学院准教授
プロフィール 1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了、博士(文学)。聖心女子大学教員を経て現職。東京大学死生学・応用倫理センター所属。宗教心理学、スピリチュアリティ研究。著書に、『歴史のなかの宗教心理学』(岩波書店)、『スピリチュアリティのゆくえ』(岩波書店)など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.