講座詳細情報
申し込み締切日:2014-07-09 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:320501
仏像の光と闇 ― 基本から学ぶ仏像秘話 ― 観賞用仏像で感じる、仏の「エロス」と「怨霊」
- 開催日
- 7月16日(水)~ 9月 3日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,200円
- 定員
- 54
- その他
- ビジター価格 10,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
仏像の基礎知識を習得し、分類と時代様式を見分けられるようになることが目標です。さらに、仏像にまつわるエピソードを通して、消しがたい煩悩や怨霊に向き合ってきた古人たちの心の有り様を理解します。
【講義概要】
まず基礎知識として仏像の分類、各時代様式の変遷、名仏師の造仏スタイルを解説。その背景にある、呪いや愛欲、名誉欲など人間の心の闇にスポットを当て、日本人の宗教観と信仰の裏表を考えます。謎めいた神仏習合世界や、ちょっと面白い民間伝承も紹介できればと思います。毎回精巧な観賞用仏像(提供:イSム)を利用して、写真ではわからない国宝仏の背面や細部なども見ながら進めます。初心者や基本をおさらいしたい人向けの短期講座です。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/16(水) 如来、菩薩 ― 観音と交わる僧
第2回 2014/ 7/30(水) 明王、天部 ― インドの邪神の武勇伝
第3回 2014/ 8/20(水) 古代の仏像 ― 異国の神、日本に現る
第4回 2014/ 9/ 3(水) 中世の仏像 ― 呪いと怨霊、そして人間回帰へ
仏像の基礎知識を習得し、分類と時代様式を見分けられるようになることが目標です。さらに、仏像にまつわるエピソードを通して、消しがたい煩悩や怨霊に向き合ってきた古人たちの心の有り様を理解します。
【講義概要】
まず基礎知識として仏像の分類、各時代様式の変遷、名仏師の造仏スタイルを解説。その背景にある、呪いや愛欲、名誉欲など人間の心の闇にスポットを当て、日本人の宗教観と信仰の裏表を考えます。謎めいた神仏習合世界や、ちょっと面白い民間伝承も紹介できればと思います。毎回精巧な観賞用仏像(提供:イSム)を利用して、写真ではわからない国宝仏の背面や細部なども見ながら進めます。初心者や基本をおさらいしたい人向けの短期講座です。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/16(水) 如来、菩薩 ― 観音と交わる僧
第2回 2014/ 7/30(水) 明王、天部 ― インドの邪神の武勇伝
第3回 2014/ 8/20(水) 古代の仏像 ― 異国の神、日本に現る
第4回 2014/ 9/ 3(水) 中世の仏像 ― 呪いと怨霊、そして人間回帰へ
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『仏像にインタビュー(電子版)』(ディスカバー・トゥエンティーワン)(1,200円)
参考図書
『仏像にインタビュー(電子版)』(ディスカバー・トゥエンティーワン)(1,200円)
講師陣
名前 | 宮澤 やすみ |
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肩書き | 神仏研究家 |
プロフィール | 1969年神奈川県出身。立教大学卒。仏像ナビゲーターとして、トーク、執筆、仏像めぐり、イラスト、音楽など幅広い分野で寺社や仏像の楽しさ、奥深さを伝えている。小唄師範で、音楽活動も精力的に行う。著書に『仏像にインタビュー』(実業之日本社)『東京仏像さんぽ』(明治書院)『お寺にいこう』(河出書房新社)など。 |