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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-08 / 芸術・文化:その他趣味 / 学内講座コード:120408

仏教の「こころ」と「かたち」【午後クラス】 ― 弥勒如来と弥勒菩薩 ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月15日(火)~ 8月 5日(火)
講座回数
4回
時間
13:30~15:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
60
その他
ビジター価格 16,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
仏像は全身で仏の教えを表しています。この講座では、仏像の背後にある思想を経典に基づいて考察するとともに、造形の特徴を地域ないし時代別に学習することで、仏像の「こころ」と「かたち」を総合的に把握します。

【講義概要】
今回は弥勒を取り上げます。弥勒は釈尊の後継者、未来のブッダとして小乗・大乗を問わず信仰され、その造形も仏教世界に広く行きわたっています。
弥勒のかたちには、菩薩形と如来形があります。インドからシルクロードを経由して中国、朝鮮半島から日本まで、この二つの弥勒像を考察していきます。その中でみえてくる人々の弥勒への願いを、作例を鑑賞しながら考えたいと思います。
弥勒に関する経典には、遠い未来に弥勒が下生することを説く『弥勒成仏経』や、現在弥勒が住むという兜率天のありさまを説く『弥勒上生経』などがあります。後半では、これらの経典を読み解いて、弥勒信仰の「こころ」を探求します。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/15(火) 弥勒菩薩像を考える ― 弥勒浄土の鎮魂 ―
第2回 2014/ 7/22(火) 当来仏としての弥勒 ― 『弥勒成仏経』を読む ―
第3回 2014/ 7/29(火) 兜率天へのあこがれ ― 『弥勒上生経』を読む ―
第4回 2014/ 8/ 5(火) 弥勒如来像を考える ― 救世主弥勒の魅力 ―

講師陣

名前 村松 哲文
肩書き 駒澤大学准教授
プロフィール 1967年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学会津八一記念博物館勤務を経て現職。専門は仏教美術史、禅美術。共著『すぐわかる東洋の美術』(東京美術)、『興福寺―美術史研究のあゆみ―』(里文堂)、監修『わかいい、キレイ、かっこいい、楽しい仏像のみかた』(日本文芸社)など。
名前 吉村 誠
肩書き 駒澤大学教授
プロフィール 1969年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、中国仏教、唯識学。著書に『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)、訳書に『続高僧伝I』(共訳、大蔵出版、2012年)がある。
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