大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
100年以上の歴史を持つ日本ワインは、20世紀の終わり頃から急速に品質が向上し、いま世界中の注目を集めています。ワインの基礎を把握した上で、日本ワインを造り出す醸造家たちの熱い情熱、ワイナリーの現状や産地の個性を理解し、日本ワインの魅力を学びます。

【講義概要】
急成長を遂げる日本ワイン。最近創業した新しいワイナリーを含め、北海道から九州まで全国で200あまりのワイナリーがあります。この中から主要な産地である北海道、長野県、山梨県の代表的なワイナリーを紹介し、ワインの基礎や日本ワインの歴史、さらには日本ワイン業界が抱える原料や表示の問題点を解説します。毎回テーマに沿ったワインをテイスティングし、最終回には実際にワイナリーを訪問します。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 5/11(日) 「つくり手が語る、サントリーの日本ワインへの取り組み」
ゲスト講師:サントリー登美の丘ワイナリー
チーフワインメーカー 渡辺直樹
第2回 2014/ 5/18(日) 「1300年前、大阪にぶどうが実在していた?」
ゲスト講師:カタシモワインフード株式会社/カタシモワイナリー
代表取締役 高井利洋
第3回 2014/ 5/25(日) 「農業をつうじてのまちづくり、持続可能なワイナリー経営目指して」
ゲスト講師:株式会社はすみふぁーむ
代表取締役 蓮見よしあき
第4回 2014/ 6/ 1(日) 「～八ヶ岳の自然をボトルに詰め込んで～ドメーヌ ミエ・イケノのワイン造り」
ゲスト講師:株式会社レパデュシャ/ ドメーヌ・ミエ・イケノ
代表 栽培・醸造責任者 池野美映
第5回 2014/ 6/15(日) ワイナリーツアー
見学予定地:中央葡萄酒(株) 明野ミサワワイナリー(山梨県北杜市)

【ご受講に際して】
●第1～4回目は教室での講義、第5回目は山梨へのワイナリー見学(バスツアー)を予定しています。
●受講料には各回のテイスティング費用、山梨へのワイナリー見学の費用を含みます。
●ワイナリー見学は雨天決行、荒天中止となります(見学先の再設定ができないため、補講は実施致しません)。
●ワイナリー見学をご欠席の場合や現地集合・解散でのご参加を希望される場合も、受講料の返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
●テキストは初回に教室で販売致します。
●第1～4回のテーマおよびゲストスピーカー、第5回の見学地につきましては変更となる場合がございます。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本ワイン検定公式テキスト』（日本ワイン検定事務局）（3，000円）

名前	遠藤 誠
肩書き	日本ワインを愛する会事務局長
プロフィール	－